きたやまようこさんの「いぬ」たちが大好きなのですが、これは表紙が、ちょうちょ、てんとうむし、みつばち、かぶとむし・・・(かわいい)
で、サブタイトル「へんなしゅくだいのうわさ」
ぐっときました。
野原の虫たちが、いろいろうわさしてるんです。へびの先生がいる学校のうわさです。この先生の入学式のあいさつは「みなさん、ごにゅうがくおめでとう。そして ごにゅうがく おきのどくさま」(深い・・)
宿題は、美しくて、ちからの素になって、無駄が無くて、意味があって、目が回る「うずまき」を身の回りからみつけてくることです。
新入生の名前はふらわあちゃん、いぬぼう、ねこぼう、ぼっくすくん、はなながくん、みみながくん、ぶうたん、らんらんちゃん、めだかっぷくん。
もう、この設定だけで大満足な上に、お話の展開もとぼけていて、それでいて「なるほど」と手をうちたくなるおもしろさ。
A5判ぐらいで、60ページほどの本です。全ページ絵入り。