新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

新刊
ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

箱のなかにはいっているのは?!

  • かわいい
  • 盛り上がる

かじかびょうぶ」 みんなの声

かじかびょうぶ 作:川崎 大治
絵:太田 大八
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2004年
ISBN:9784494002603
評価スコア 4.5
評価ランキング 8,384
みんなの声 総数 5
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

5件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 大往生とは いい話でした。

    伊豆んの昔話だそうです。

    かじかびょうぶ?
    何かなと思いながら 読みました。

    菊三郎は うまれつきの なまけものだったそうです。
    何もかも売り払ってしまって 山まで売るはめになるのですが・・・・
    なんと そこに住む かじか(かえる)
    「売らないで欲しい」と頼むのです 菊三郎も 怠け者だったけれども 
    心根は 優しい持ち主だったのでしょうね

    どんなに みんなが 売ってくれと 頼んでも売らなかった。

    しかも なんと 働き者に なったんです。

    人間 まじめに 働けば 良いことがあるんだ。
    しかも 人にも優しく 困っている人には 金や米を分けてあげる。

    こうして 幸せな暮らしをしていた 菊三郎

    なんと 八十歳 かじかびょうぶを役人が奪い取ろうとしたとき
     かじかが飛び出した そして かじか沢へ帰って行ったのです。

    菊三郎は、人生で何が大事かを 知り 満足してこの世を去るのです。

    大往生 こうした人生の最後が送れたら人間もいいな〜

    この お話は そんなことを考えさせる 良いお話でした。

    又 お話しする機会があれば ぜひ 読みたい絵本です。

    太田大八さんの絵も 好きです。

    投稿日:2009/11/07

    参考になりました
    感謝
    1
  • かじかの恩返し

    自分たちのすむ場所を売らずに残した恩返しに、かじかたちの行った恩返しも不思議ですが、怠け者の菊三郎に財力があったことと、怠け心にも思いやりがあったことで、ちょっと変わった昔話だと思いました。
    あまり類を見ない展開なだけに、読み聞かせにピッタリかも知れません。

    投稿日:2015/06/03

    参考になりました
    感謝
    0
  • 子どもたちの反応を知りたい

    私がこの絵本のことを知ったのは、高学年以上に向くと思われる読み聞かせリストの中でです。

    民話ということやストーリー性もあり、絵も味わいがあり、力のある絵本だと思いました。

    主人公が怠け者であることのおもしろみや、かえるが出てくるのでかえる好きな人には、おもしろく感じられお話かもしれません。

    息子に「かじかって、かえるのこと?」と聞かれました。馴染みのない言葉ですが、これだけかじかが出てきて、絵で見てもわかるので、言葉がわからないということは気にならないと思います。

    遠目もききますし、どこかで読み聞かせをして子どもたちの反応を知りたい本です。

    投稿日:2011/11/06

    参考になりました
    感謝
    0
  • それでよい

    • ネムリさん
    • 50代
    • じいじ・ばあば
    • 大阪府

    小学生を対象とした絵本の読み聞かせボランティアをしています。この「かじかびょうぶ」は一番感情移入ができた絵本です。かじか蛙のためにかじか沢のある山を売らずにすませた事から、沢山のかじか達が絵になって入りこんだびょうぶを守り、働き者になった菊三郎。幸せに暮らし、年老いた菊三郎からかじかびょうぶを無理矢理買い取ろうとした殿様の使いの手からかじか達はざわざわと出て行き、びょうぶは元の古びょうぶになってしまった。
    「それでよい、みんなかじか沢へ帰るがよい」
    菊三郎最期のこの台詞を思いをこめて語る時、いつもジンとしてしまいます。この台詞が言いたくてここまで読んで来た、そう思える瞬間です。機会があればまた子ども達の前で語りたいです。

    投稿日:2008/03/12

    参考になりました
    感謝
    0
  • かじか(かえる)の出てくる民話です。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子12歳、女の子8歳

    伊豆のほうに伝わる民話だそうです。
    河童や蛇は、昔話や絵本に取り上げられることはありますが、かじか(かえる)を持ってくるお話は割と珍しいですよね?伊豆のほうでは多いのでしょうか?ちょっと気になりました。

    いかにも、むかし話らしい内容でした。
    川崎さん特有の語り口調の文章はとても味わいがあって、読みやすかったです。
    イラストは、昔話の挿絵にはもってこいの太田大八さん担当されていました。
    私が読んだ絵本は、平成16年に再版されたものでしたが、最初に出版されたのは昭和50年だそうなので、かなり昔の絵本ですが、あまり年代を感じませんでした。

    投稿日:2008/03/26

    参考になりました
    感謝
    0

5件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり / こぎつねのおねがい

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



いくつのえほん掲載絵本児童書一覧

みんなの声(5人)

絵本の評価(4.5)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット