フンガくんシリーズが我家で人気の国松 エリカさんの作品です。
ポーラーちゃんは、北極熊。
ママとあざらし採りに出かけるシーンから始まります。
北極熊とあざらしというと、「北極のムーシカミーシカ」が思い出されます。
日本児童文学の歴史に残るロングセラーで、読み聞かせには長い作品にも関わらず、次男に何度も読み聞かせをせがまれた記憶があります。
北極熊は、あざらしを食べないと生きていけないという現実があって、とても考えさせられる作品でした。
それと同じ構図の絵本なのですが、ここでは、ポーラーちゃんとあざらしは仲良くなって終わります。
絵本の世界なのでこだわる必要はないのですが、ファーストブックに近い性格の絵本だと思います。
絵自体は、いつもながらの国松エリカさんのテイスト溢れるもので、安心して読み聞かせできると思います。