主人公は、あおいまめのビリー。
ロケットを作って宇宙へ飛び出すことを夢見ています。
それを聞きつけた仲間がどんどん手伝ってくれて、ロケットは完成します。
その製作過程で、まめの色ごとに分担して作業するのですが1人で出来ないことも力を合わせることで出来ることを教えてくれます。
圧巻は、発射台のゴムを切ってロケットを打ち出すために、誰かが降りないとならないシーンです。
何とビリーが降りてロケットを発射させるのです。
問題解決には、こうした判断も必要だし、またGIVE&GIVENの精神をさりげなく描いてます。
そして、ビリーには新たな夢が登場します。
いつでも夢を持って追い続けて行きたいもの。
どこか心にくる絵本です。