秋の読み聞かせにお勧めの写真絵本。
「オナモミ」はいわゆる草むら〈特に変わら辺り〉を歩いていると、知らないうちに服についていたりする“くっつきむし”と呼ばれる草の実です。
このオナモミに焦点を当てて、どんな植物で、なぜこんな形態をしているのか、なぜ服や動物の毛にくっつくのかという事をわかりやすい言葉で説明してくれています。
1年生から5年生までいる学童さんで読み聞かせをしてきました。
「オナモミって知ってる?」と聞くと、
(絵本の写真を見て分かったのか)「知ってる。知ってる。“くっつきむし”でしょ」と何人かの子どもたちが手を挙げて答えてくれました。
私も子どもの頃、友達と服にくっつけて遊んだりしました。
見たことのある身近な植物だったためか、最初から食いつきがよかったです。
これは最近見つけた中でも超・おススメの1冊です。
オナモミを運ぶ動物の代表として登場するイノシシの親子もかわいいので見逃さないでくださいね。