「かえるといっしょ」 みんなの声

松橋さんの作品を以前に読んだ事があり、素敵だったのでこの絵本を選びました。主人公がカエルが好きでたまらない気持が伝わってくる作品でした。沢山のカエルが登場し、とても楽しく読めました。細かな修正や体の仕組みまで詳しく解り易く説明している所が特に良いと思いました。カエルと人間の類似点を比較する所はとても興味深かったです。カエルに親近感が沸き、観察したくなる絵本です。

カエルが大好きで、気が付けば“カエルカメラマン”と呼ばれるようになっていたという著者さん。
著者さんがとったカエルの写真を織り込んだ、楽しい一冊です。

カエルの種類や名前なんて気にせずに、表情や恰好を楽しむ本。
まるで、おもしろペット写真（笑）
でも、カエルに対する思いがすごく伝わってくる写真ばかりです。

好きという気持ちに学術的なことなんて、あまり必要ない。
だから、こうして好きを極める人がいる。素敵な生き方。
嬉しくなる一冊です！

このお話にはいろんなカエルが写真で登場してきました！子供は世界各地の珍しいカエルも見れてとってもワクワクしていたし、カエルの事を詳しく学べたのがとっても気に入っていました。私は少し気持ち悪かったので読んでいてしんどかったです・・・。

泥んこになって、カエルやトカゲ、ヘビたちをいっぱい探して捕まえて、持って帰って、飼育することにのめり込んで行った少年が、大人になっても網がカメラに変わっただけでやっていることは、相変わらず泥んこになっているのが羨ましいと思いました。いつまでも少年のような大人って憧れてしまいます。日本に、４３種類のカエルを何年もかけて、その全員と出会い、写真を撮ることが出来て幸せだと思います。カエルの写真を見てもとても楽しく美しく撮れていると思いました。カジカガエルが石の上で、気持ち良さそう鳴いているのが聞こえてきそうです。「フィフィフィフィフィフィ」・・・・・・

こどものころからカエルが好きだった作者の、ほのぼの絵にっきです。
様々な種類のカエルを紹介しているだけでなく、面白い表情や行動など、いろいろな角度から見たカエルがたくさん登場しています。
正直、カエルが少し苦手だった私は、たくさん出てきた写真のリアルな姿に戸惑ってしまいました。
でもページをめくっていくうちに、だんだんカエルにかわいらしさを感じるように。
結構お茶目な表情を見せてくれるんですね。驚きました。

娘はもともとカエルが好きだったので、出ているカエルを1匹ずつ指さしては｢ピョン｣｢ピョン」とおしゃべり。
時々自分もピョンピョン飛び跳ねながら、絵本を楽しんでいました。

作者のカエルへの愛情が伝わる素敵な絵本です。