5歳と3歳の兄弟・てつた君とみつや君、そして森にすむ不思議な生き物「へなそうる」のお話。
いやいや、笑わせていただきました。
舌っ足らずなみつや君の、可愛い言い間違いにケラケラ。
卵からかえったばかりのへなそうるの、すっとんきょうな勘違いにゲラゲラ。
へなそうるが想像した「かに」の挿絵には、私も吹き出してしまいました。
長い幼年童話で、読んでいるうちに喉が痛くなりそうでしたが
笑っている息子達を見て、なんとか頑張れました。
いえ、私も楽しくて、やめられなかったのかもしれません。
やっぱり、絵本を読んで息子達が笑ってくれると嬉しい♪
自然の中で、伸び伸び遊ぶ2人と1匹の物語は、ちょっとした森林浴気分?!
今は子どもだけで森に遠出なんてさせられないから、
この物語のお母さんの大らかな対応がちょっと羨ましい気もします。
最後、へなそうるとの悲しい別れがあったらどうしようと不安がよぎりましたが、大丈夫でした!
ゆっくりゆっくり小さくなるへなそうるの後ろ姿が愛おしいこと。
(最後まで気を抜かず、ページをめくってくださいね)。
園児さんにおすすめ!です。
ただ長く、4章だてなので、1章ずつ読み聞かせるのも楽しめそうです。