あっ・・・ありえない。ズボンを忘れていくなんて。笑
でもそんな「ありえない」はまだまだ序の口だったのですね。
ユーモアたっぷりの絵本で、とても楽しい気分になります。
息子たちの忘れ物でできあがった4番目の息子。
姿が見えないのに、何故かちゃんと一人の人間にちゃんと見えてきます。
ズボンを忘れた息子、いないはずの4番目の息子に手厚くご馳走を振舞うマーロンおばさん。
みんなどこか抜けているのですが、やっぱり一番抜けているのは、存在しないはずの自分に気付かずに、ご馳走を食べている4番目の息子ですね。
単純に楽しめる絵本で愉快な気分に。
前作、『どろぼうだっそうだいさくせん!』も読んでみたくなりました。