日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)
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まったく文字のない絵本です。 美術館に入っていく男の子。 順路のとおりに展示物を見ているつもりが あららフシギ! いつのまにか 小人のようになり迷路に入り込んでしまった。 迷路やパズルが大好きな娘にはとても楽しかったようで 懸命に指でなぞっていました。 ラストのページで男の子が誇らしげに首から下げたものを 見つめるシーンにニコニコです。
投稿日:2010/08/14
とっても楽しく読めました。 文字がない絵本です。 想像しながら読んでいくとおもしろいです。 現実の世界と不思議な世界が 入り混じりワクワクしますが、 最後のオチはどういう意味なのか、 気になります。 解釈はひとそれぞれですが、 楽しかったです。
投稿日:2018/06/22
バーバラレーマンさんの文字のない絵本である「レッドブック」がとても面白かったので,こちらも読んでみました。 美術館へ来た男の子が,あら不思議,作品の中に入り込んでしまいます。 文字がない分,読み手の想像力を一層引き出せる面白い絵本でした。 「レッドブック」に続き,私にとってはイラストから語る絵本は新鮮で斬新に思い,楽しかったです。
投稿日:2015/10/04
字のない絵本です。 子どもたちが先生に連れられて、美術館に見学に行きました。男の子が一人、靴紐を結び直しているうちに、みんなとはぐれてしまいます。そして、一人で迷路の絵を眺めているうちに、あらら、絵の世界に入り込んでしまって・・・。 彼は迷路を辿り、真ん中のシンボルツリーにタッチ。残りの五つの迷路も次々に制覇していきます。最後の迷路には、ツリーの代わりに塔があり、そこで金色のメダルを授与されました。全部の迷路をクリアしたご褒美でしょうか? いつの間にか迷路の世界から抜け出した男の子は、無事にみんなに追いついて、一緒に美術館を後にしました。見送る美術館の職員さんの胸には同じ金色のメダルが・・。二人は他の人が知らない秘密を知っている仲間なんですね! 美術館=非日常ということが伝わってきます。迷路遊びも楽しめる、楽しくオシャレな絵本です。
投稿日:2015/01/08
博物館って確かに迷路のようですが、この絵本はいろいろに読み取れるような気がします。 博物館に展示されていた迷路図の中に迷い込んでしまった少年ですが、無事に迷路をクリアしてみんなと合流できました。 ホッとしたのと、なんとなく得意なのと、少年の博物館見学は有意義だったようですね。 最後の絵にある博物館のおじさんは、ひょっとしたら少年の未来の姿じゃないかと思いました。 バーバラ・レーマンは夢の世界で、自分を探検させるのが好きなようですね。
投稿日:2014/09/01
めいろ好きの次女が、ぱらぱらとめくったページの中でめいろを見つけて、図書館で借りてきました。 スクールバスで学校のクラスメイトと美術館を訪れた男の子が、迷宮の見取り図を見ているうちに、その中に入り込んでしまいます。迷路に迷い込んだ男の子と一緒に、娘もめいろを楽しんでいました。 言葉が一切なく、主人公の男の子の行動だけでお話が進みます。現実の世界と空想の世界のいったりきたりで、次第にどちらか分からなくなり・・・秘密めいたラストシーンが不思議で楽しいです。
投稿日:2012/05/12
バーバラ・れーマンは、The Red bookで2005年コールデコット賞オナー賞受賞しています。 この本も、同じく文章のない絵本です。 物語は、主人公の僕が、お馴染の黄色いスクールバスに乗るシーンから始まります。 僕の靴紐がほどけているのポイント。 向かった先は美術館。 入館して、解けた靴紐を結びなおしている間に、スクールメイトは何処かに行ってしまいます。 慌てて追いかけるのですが見つからず、入り込んだのは、迷路図が沢山置いてある部屋。 迷路を覗き込んでいると、何と、自らがその迷路の中に引きこまれてしまうのです。 僕は、様々な迷路を進みますが、上からの描写しているので僕と一緒になって迷路を進むことが出来、一瞬、同化したような不思議な感覚にとらわれます。 全ての迷路をクリアした時に、誰かからメダルを貰うですが、そのメダルをしている人とのツーショットがエンディング。 実にオシャレな終わり方です。 文字がないのですが、コマワリの絵があったり、迷路で僕はちっちゃくなったりして、絵が物語る絵本です。 想像力をかき立てられる上質な絵本として、オススメします。
投稿日:2011/04/12
字のない絵本です。 男の子がクラスメイトたちと美術館へ。 みんなとはぐれてしまって、なおいっそう迫ってくる美術館独特の空気。 シーンとしつつも、さまざまな展示品が静かに手招きしているみたいです。 そして小さな小部屋に入るとそこには迷路の絵があって・・・ すると・・あら!小さくなって迷路の中を探検してます。 いろんな迷路をひとつひとつクリアーして・・するとさいごに メダルがもらえました。 ぶじにみんなと合流できて、ちょっとした達成感を味わっている 男の子のようすが見て取れます。 美術館って自らの想像力や感受性で遊ぶところ。 能動的な楽しみ方だと思うんです。(それは絵本も一緒かな) 男の子は期せずして一人ぼっちになることによって、深く味わえたのかもしれませんね。 息子といっしょに迷路を指でなぞって、楽しめました。 ただ迷路だけでなくて、絵の中に入っちゃった!みたいな ものもあるとなお良かったかなぁ。 たとえばブリューゲルの絵にタイムトリップ!とか。 絵はシンプルで読みやすいです。
投稿日:2010/10/26
バスに乗って美術館へ出かけます。 靴のひもを結びなおしていたら・・・みんなとはぐれてしまい・・・ 字のない絵本です。 ナイト・ミュージアムという映画が流行って、夜の博物館を探検しよう! という企画にこどもと参加したことがあります。 沢山の人がいても夜という雰囲気に今にも動きだしそうな絵や作品・・ どきどきしました。 美術館って独特の雰囲気がありますよね。 一人で作品を見てまわるうちに作品の迷路に入り込んでしまう、不思議 なお話です。 娘は迷路を指で説き進めながら主人公の気持ちになって楽しんでいたようです。 最後に同じメダルをつけた学芸員さんもいて・・・ もしかしたら、時々こんなことがあるのかも・・と夢を描いてしまいます。 体験したいですね〜 絵を見て楽しむので年齢に制限がある絵本かもしれません。
投稿日:2009/08/07
表紙の描き方がとにかく斬新で意表をついていて見事だな!と感じたのでこの絵本を選びました。文字が無い分自分で会話を楽しめる所が良いと思いました。主人公と一緒に美術館を探検できて楽しむ事が出来る絵本でした。時には迷子になる事も素晴らしい発見や体験が出来る事を教えてくれる絵本でした。この絵本を読んだ後は誰でも美術館に行ってみたくなると思いました。
投稿日:2009/02/24
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