「あったらいいね」 みんなの声

想像力がふくらむ絵本です。確かに、こんなものがあったら本当にいいな…と思えるものが、たくさん出てきます。登りは階段じゃなくてエスカレーターのすべりだい、たしかに！！笑えました。表紙の食べられる帽子もいいですね。

タイトルが気になり、手に取りました。
「いろんなもようのしゃぼんだま」「サドルがのびるじてんしゃ」などなど、小さな子が「あったらいいな」と思うようなことが、多田ヒロシさんのユーモラスで温かなイラストで語られます。
「マシュマロのゆき」というのは私も考えたことがあるので、なんだかとてもうれしくなりました。
子どもらしい素直な発想って素敵だなと思います。

「あったらいいね」のひらめきを楽しむ絵本です。
他愛もない発想で、真剣に考えることでもないかも知れませんが、この感覚はとても大切だと思いました。
冷静に考えるのではなく、無理だと思うのではなく、次の瞬間には忘れてしまうかも知れないこんな事に、自分の活力があるのかも知れません。
大人にこんな課題を出したら、頭のエクササイズになること間違いなしです。