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狂言えほん(2) かきやまぶし」 みんなの声

狂言えほん(2) かきやまぶし 作:内田 麟太郎
絵:大島 妙子
出版社:ポプラ社
税込価格:\2,200
発行日:2008年01月
ISBN:9784591100455
評価スコア 4.64
評価ランキング 3,379
みんなの声 総数 10
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  • やまぶしより一枚上手

    やまぶしほど いばるものは いません こんな書き出しです

    やまぶしの顔 インパクトあります!

    しかし、修行をつんだやまぶにしては・・・
    ちょっと間抜けのようです

    狂言の世界のやまぶし   プライドが高いわりには間抜けというのがおもしろい!
     
    おなかがすいて柿の木に登ってかきをおいしそうにたべているところまでは良かったのですが・・・
    地主が柿どろぼうを見つけ しかも やまぶしより 一枚上手でなかなか、ずるがしこそうです。

    地主のからかい方  何ともおもしろいこといいますね〜
    扇子をあおいでるところなんか 流石に狂言の世界です

    やまぶしも意地があるから、 二人のやりとりの様子おもしろいです
    オチの地主のあかんべえは にくいです

    大島妙子さんの絵最高におもしろいです

    あとがきに 伝統ある狂言「柿山伏」を楽しくアレンジしたとあります 
    絵本のおもしろさ 100点満点です!

    投稿日:2014/04/26

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  • すごくおもしろい!!

    天然ボケの山伏と
    腹黒い地主のコントのようなやり取りが面白いです。

    山伏って、修行してすごい能力を身につけた人というイメージがありますが
    この本に出てくる山伏は
    実に俗物的です。

    狂言はなんだか難しいような気がしていましたが
    こうしてわかりやすくしてもらえば
    こんなにも楽しめるものなのですね。

    本当の狂言を見たくなってきました。

    投稿日:2014/04/16

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  • とってもおもしろいお話

    とってもおもしろいお話で、子どもと一緒にたくさん笑いながら読ませていただきました。加えて、子どもたちは「えいえいやっとな」というかけ声も気に入ったようです。なぜか、遊びながら使っていました。
    また、私としては「山伏」に対する印象が、これまでの自分のイメージと異なったことも印象的でした。

    投稿日:2024/01/25

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  • だまされた山伏

    絵本の最初に、山伏の凄さ偉さが説明された文章があります。
    それを読むと、山伏が尊いように感じます。

    でもこの絵本、読み進めるにしたがって、山伏がこっけいに感じてきます。

    山で修行ばかりしていたから、世間を知らないのでしょうか?

    地主に簡単にだまされた山伏。
    偉いはずなのに、とてもこっけいです。

    投稿日:2023/11/20

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  • おもいきり笑えます

    狂言絵本というと、古風であったり、少し笑いのツボが分かりづらかったりするのですが、この本はとてもわかりやすく、山伏の滑稽さに、思いきり笑える絵本です。
    柿の木の上で、必死にカラスやサルのモノマネをする山伏。
    自分からまいたたねとはいえ、すっかり見えている山伏をからかう地主との攻防に笑いしか出てきません。
    表紙に描かれた山伏の目に涙、その意味がよくわかりました。

    投稿日:2021/11/07

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  • 【内容】
    狂言の演目「柿山伏」を、楽しくアレンジしたもの。
    山伏が、故郷に帰る道中、柿の木から実を取って勝手に食べてた。しかし柿の木は地主が所有している。見回りに来た地主は山伏を見つけたが、隠れたつもりになっている愚かな姿をみて、この山伏をからかってやろうと思いつき…
    二人の騙し合いの結末は?

    【感想】
    その辺に居そうな、実にリアルで小汚いおっさん二人に、まず驚く。匂ってきそうな生々しさ。普段は威張り散らしている山伏と、業突張りでけちん坊の地主の騙し合い対決を面白おかしく描いた作品は、当時の見物客に大歓迎されたと思う。
    今も、実力もないのに無駄に威張っている嫌なヤツと、欲張りでしみったれで心の狭い嫌なヤツは、嫌われる。セクハラやパワハラを連想させる。だから、この作品を見ていると、現実世界で「該当」しそうな人が懲らしめられているような気がして、溜飲が下がる…そんな大人は多いはず。(いや、年齢に関係ないかな)

    普段は下の立場で嫌な思いをこらえている方が、有利な立場になった時に日頃のうっぷんを晴らす。だから、地主の悪戯は容赦がない。奢れるものも久しからずやというが、人間はいつ何があるかわからない。たとえ本心は意地悪であっても、表に出さないように、無理やり頑張った方がいいのだろう。
    いろんな人があって、合う合わないがあってあたりまえだから、できるだけぶつからないようにしたい。立場を利用して人で憂さ晴らしをしていると、後々怖い。(これは実際に身近な人の晩年を見ていると、怖いほどよくわかる)

    ただの絵本だと思ったら、いけません。これは劇薬かもしれません。
    使い方に気をつけましょう。人間は悟らない、賢くならない生き物だとよくわかる一冊。

    投稿日:2018/05/31

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  • いばる顔つきが・・・

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    日本の伝統芸能の狂言の中から「柿山伏」のアレンジです

    偉そうなこと言ったって、盗んだりウソついたらいけないんですよ〜
    って、ここまでやるとは、そうとう地主さんもつわものです

    最後は山伏のほうが気の毒に・・・・

    大島さんのイラストも結構迫力ありました

    シリーズで読んでみたいと思います

    投稿日:2011/08/16

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  • 柿畑の主の勝ち〜!

    山伏がおなかがすいて歩いていると美味しそうな柿が
    あり、苦戦しつつも枝に登って食べていると・・・

    山伏って修行を積んでいる割には頭は良くないの?
    っ子供たちと笑いながら思いながら読みました。

    子供たちは大笑いしてみていました。
    狂言絵本はほんとにはずれなしでどれも面白いです。
    この絵本も何回も読みました。
    読んで親子で笑って下さい。

    投稿日:2010/04/10

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  • 面白い

    大島妙子さんの絵が好きなので、
    図書館でみかけて思わず借りてきました。

    えらそうな山伏が、おいしそうなかきを盗み食い。
    そこをみつかってしまって大変!
    霊験あらたかなはずの山伏と
    それを利用して山伏をからかう柿の持ち主のやりとりが
    めっちゃ面白いです。
    話の面白さと、絵の迫力が完全にマッチしてます。

    狂言を元にした絵本で、
    縁遠いと思っていた狂言を身近に感じられました。

    投稿日:2009/12/05

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  • 最高!!

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    威厳のある山伏と、柿畑の地主。
    この2人のやりとりが最高に面白いです。

    始めから終わりまで、地主の方が何枚もうわて。
    威張ってばかりだったの山伏は何度も騙され、散々な目に遭うのですが、負けず嫌いなんでしょうね、へこたれません。
    きっといつまで経っても勝てないだろうに・・・と気の毒になりながらも、やられっぱなしの続きが見たくなります。笑

    大島さんの絵も、このお話にピッタリ。
    山伏の情けない表情、地主のいじわるな表情、もう最高です!

    投稿日:2009/02/28

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