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むかしむかしとらとねこは… 中国のむかし話より」 みんなの声

むかしむかしとらとねこは… 中国のむかし話より 作:大島 英太郎
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:2009年04月
ISBN:9784834024401
評価スコア 4.5
評価ランキング 7,533
みんなの声 総数 33
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  • 読み聞かせに相応しい昔話

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    中国の昔話の再話。
    トラとネコの生態についての但し書にあったように、トラとネコはネコ科の動物で、ネコ科の動物のうちトラだけは例外的に木に登らないとのこと。
    中国では、トラが身近に居たのかと、その方に驚いてしまいました。

    お話は、のろまなトラが、素早いネコに獲物の捕まえ方を教えて貰うというシーンから始まります。
    この切り口が最高です。
    いろいろな術を教えて貰うときの、トラとネコの表情の対比が実に愉快。
    そして、納得の結末なのですが、実に良く出来た昔話だと思います。

    物語も素晴らしさもさることながら、大島英太郎さんの擬人化した絵が、秀逸で見るものを虜にすることでしょう。

    昔話のコレクションに是非加えて欲しい一冊で、読み聞かせにもピッタリの作品です。

    投稿日:2010/04/25

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    2
  • なるほど

    絵本クラブ対象

    自分で本を選ぶと、ついつい似たような絵本を選んでいることってありませんか?

    この絵本は、絵本ナビの定期購読で配本されて、ものなんですが、自分では、手にとらなかっただろうなぁっていう本でしたので、出会いに感謝です。

    凄くよかつた。そして、なるほど、っととても勉強になります。

    ネコ科で、木登りができないのって、トラだけなんですね。

    何故なんだろうっという、疑問から、この、昔ばなしは、始まります。

    なぞは、絵本を読んで解いてみてください。

    なるほどの一冊です。

    投稿日:2011/05/22

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    1
  • 大人の猫好きにも楽しい!

    昔、「とらがまだとてものろまで、獲物を取るのが下手だった」頃のお話。
    とらはねこに頼み込んで獲物の取り方を教わりますが…。

    お話の落ちがとても良く出来ていて、「なるほど〜」と大人も感心。
    クライマックスの猫のピンチに、娘は「あああー…」と思わず声を上げてドキドキしていました。
    突然本を縦に使って、木の上から見下ろす猫を描いているところは、意外な演出で楽しいです。

    最後のページの、「生態について」の親切なミニ解説で、大人も子どもも理解度が深まります。

    可愛すぎない絵柄で、大人の猫好きも手元に置きたくなる絵本です。

    投稿日:2010/09/23

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    1
  • とってもわかりやすい昔話

    たまたま図書館で見かけて
    表紙があんまりかわいかったので
    手に取りました。

    虎が猫に教えを乞うお話です。

    静かに歩くのも、早く走るのも、高いところから落ちるのも
    上手にできなかった虎が
    猫に教えてもらってできるようになり
    ついでに知らなかった「猫の味」を教えてもらおうととびかかると!!!

    教えてもらわなかった技で、猫は難を逃れ
    虎はそのせいで・・。

    もう起承転結からわかりやすくて
    本当によくできている昔ばなしだと思います。
    絵もとても分かりやすいので
    読み聞かせにぜひ使ってみたいと思います。

    こういう安心する本っていいですね。
    たくさん本を読んできたけれど
    「まだあったんだ」と・・。

    知らなかった「あたり」本に出合うと
    身体がポカポカします(#^^#)

    投稿日:2023/04/25

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  • なるほど〜

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、男の子5歳

    むかしばなしを読んで感動するのは
    こういう話を読んで
    なるほど〜と思わされるからです。

    中国の方は、
    なぜトラは木に登らないのか
    ということから、このような
    お話を思いつき、語り継いできたのでしょうが、
    こんなふうに面白く作った昔の人を
    尊敬します。

    投稿日:2020/10/23

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  • 中国の昔話です

    昔トラはのろまで、獲物もうまくとれないような動物でした。
    そこで、ネコに獲物の捕り方を教わります。
    技を習得したトラ…ところが…
    『白いりゅう黒いりゅう』にも、ネコ先生とトラのお弟子という標題で、同じ話が載っています。

    投稿日:2018/10/01

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  • 中国の昔話

    中国の昔話です。むかし むかし、とらとねこは、山の中で暮らしていました。そのころのとらは、今と違ってとてものろまで獲物をとるのが下手でした。ねこは、とらと違ってとてもすばしこくて獲物を捕まえるのが上手でした。それで、ねこに頼み込んで獲物の捕まえる技を学ぶことに成功したとらでした。とらは、ねこから学んだにも関わらず、”いったい ねこというものがーーーどんなあじがするのかってね!」と叫ぶとねこに飛び掛ってたべようとしたのです。大慌てでねこは逃げて木の上に登って助かりました。”高い木に登る方法”を教えるのを忘れていたから、ねこは助かったのです。そんなわけで、とらは今でも高い木に登ることが出来ないんです。とらは、今もねこを探して深い森の中を歩きまわっていて、ねこは、とらを恐れてとらに近づかない人間の家で暮らすようになったということです。ねこは、とても優しくて親切なんですね。

    投稿日:2018/09/16

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  • 昔話が大好きで、読んでみました。

    トラがネコに教えを請い、ネコの言う通りに練習する、
    という話の内容がおもしろい。
    そして、最後は・・・

    中国のお話なので、
    トラとネコのいで立ちが中国風になっていて良い感じです。

    絵もはっきりしていて、登場人物の表情が良く、迫力もあり、
    読み聞かせに使ってみようと思います。

    投稿日:2016/10/20

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  • 同じネコ科ですが

    このお話は、昔はトラより猫が優れていた時代に、猫がトラに自分の狩りの技を教えて、最後に食べられそうになっていたお話でした。うちの子はこのストーリー展開に怒っていました。「教えてもらったのに、食べようとするなんてトラはひどい!!」と言って。でも、猫は上手でもう一つの隠し技で何とか逃げ切っていました。猫の頭の回転の速さに読んでいるこっちは痛快な気持ちにさせられました。

    投稿日:2016/03/10

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  • 最後までドキドキ

     むかしむかし、トラは獲物を捕るのがへただった、だからネコにおしえてもらった、、、
     ネコの教えに、いっしょうけんめい努力するトラに感心しました。画面いっぱいの表情は、迫力があるなと思いました。

     それなのに、、、
     強くなったトラの行動にびっくり。でもネコもやっぱり負けていません。最後までドキドキのお話です。

     楽しいお話と、味わいのある絵がよかったです

    投稿日:2013/12/14

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