1年生から5年生に読ませてもらいました。
とっても良いお話しだと思いました。どの学年も真剣にきいてくれました。
皇帝からもらった、世継ぎを決める花の種を育てられなかったことを正直に言うのはとても勇気の要ることです。ましてや、上手に花を育てることのできるピンには辛く、悔しいことだったと思います。
そして私は子の親として、ピンの父親のように「一生懸命育てようと努力したのだから、自信を持って芽の出ていない植木鉢を持って行きなさい」と言えたでしょうか?
自問自答しながら、いろいろ考えました。
綺麗な花を持って満面の笑みをたたえるよその子とその親に少し怖さも覚えたり・・・
この本の絵も素敵なのですが、読みきかせには少し絵が小さくて残念でした。
そして低学年には「皇帝」と「世継ぎ」の言葉の説明にも苦労しましたが、絶対お勧めです。