「紙芝居 かしこいカンフ」 みんなの声

大きなスイカの献上のお礼がムチたたき５０回などというのはわかりにくかったです。これでは、カンフも叩かれてしまいます。
ビカットに捕まえられた子ザルは、開放されたことがそれとなく推測されるのですが、明確ではないことも、お話全体を曖昧にしているようにも思えました。

「インドのおはなし」と、ありますが、インドの方の創作なのか、インドの昔話なのかはっきり書かれていません。
読んだ感じだと、昔話の再話、もしくは昔話をアレンジした創作ではないかと思います。
12場面です。
田島征三さんの力のある筆遣いが迫力を感じさせます。
タイトル通り、カンフはかしこい若者でした。
カンフもいい人でしたが、この国の王様が本当に優しい民のことを考えた王様でよかったなぁと、思いました。

「あひるのおうさま」と比べて読んだら面白いかもです。

ストーリー展開もなかなか面白いので、今度学童とかで子どもたちに演じてみたいです。

子供達は紙芝居が大好きなので
図書館で借りてきては読んであげます。
かしこいカンフのお話は少しお兄さん向けなので
小学生の兄もたのしく一緒に読めました。
悪い門番に言いくるめられることなく
ビビることもなく
知恵をつかって正しい方向に引っ張っていく力を
頼もしく感じました。