最近物を指差すことを覚えた娘。
毎日のように本棚に向かって指を差し、読んで!とせがむのがこの
『GOODNIGHT MOON』
私もこの絵本の日本語訳版、『おやすみなさいおつきさま』を子供の頃に読んだ記憶があるのですが、当時はイマイチその面白さがわからず、長い間本棚に眠ったまま…という状態でした。
この絵本の本当の魅力に気がついたのは、大人になって、原書を手に取った時。
絵本の文章が何ともリズミカルで、読んでいて心地よい。
日本語訳では気がつかなかったんですが、それぞれの単語が韻をふんでいたんですね。(“kittens”(こねこ)や“mittens”(てぶくろ)、というように。)
原書のほうでは、すんなりとおはなしの世界に入っていける感じがしました。
そして、私もすっかりこの絵本のファンになり、娘がお腹にいるときも、よく寝る前に読み聞かせていました。
彼女はまだ日本語版と英語版の区別はつかないかもしれませんが、反応を見ていると、何となく原書のほうが好きな様子。
絵もお気に入りで、おはなしにでてくるこねこやてぶくろを「あ〜」と言いながら指差しては楽しんでいます。
そのうち、部屋にあるいろいろなものたちに「おやすみなさい」を言って眠るようになるんだろうなあ。
『おつきさまこんばんは』同様、寝かしつけには最高の一冊。
この絵本の原書を読んだことがない方はぜひ一度読んでみることをオススメします。
きっと日本語版以上の魅力を感じられるはずです。