なおちゃんのハンカチ」 みんなの声

なおちゃんのハンカチ 作:林原 玉枝
絵:山内彩子
出版社:福音館書店
税込価格:\429
評価スコア 4.44
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みんなの声 総数 8
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  • 「思いやり」がわかりやすく伝わります

    • みきけいさん
    • 40代
    • せんせい
    • 大阪府
    • 男の子15歳、男の子13歳、男の子7歳

    幼稚園の異年齢クラスで読み聞かせました。
    3〜6歳の子ども達が集まっていますが、難しくもなく、簡単すぎず、
    全員が楽しめる一冊でした。

    「なおちゃんの大切なハンカチ」のようにそれが無いと眠れないという記憶は、幼稚園児にはリアルに残っている、あるいは、まだ今でも必要としている時期だと思います。

    なおちゃんのハンカチはなおちゃんにとって本当に必要だったのですが、なおちゃんより小さいねずみの兄弟が、なおちゃんのはんかちで喜んでくれたり安心してくれたりするのを見ると、なおちゃんは大切なハンカチをねずみの兄弟に使ってもらおうという気持ちになりました。

    その心の変化がとても自然で、誰もが共感できるような内容ですので、思いやりを子どもに教える時には良い本だと思います。わざわざ教えないでも、充分に子ども達の心に思いやりの心がじんわりとしみこんでいく、そんな一冊です。

    投稿日:2011/10/21

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  • ファンタジー。

    小学校1年生の娘が図書館で一人読みしました。
    主人公も女の子だったので,女の子は共感持てる絵本かも知れませんね。
    ねずみが出てきたりとファンタジー的な絵本で,可愛らしい内容になっていますが,なおちゃんの表情は時にすごいです(笑)。

    投稿日:2018/01/02

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  • こころの成長

    とっても大事なハンカチを、なおちゃんがねずみに譲るまでの
    こころの成長のおはなしです。
    絵がすこしレトロで可愛らしいです。
    とくに、ねずみさんが可愛い!
    この作家さんの描くほかのどうぶつも見てみたいです。
    小さなお子さんがきっと感情移入できる、
    相手の気持ちを思いやることを描いた良い作品です。

    投稿日:2017/12/07

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  • 微笑ましい

    • 環菜さん
    • 20代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子5歳、男の子3歳

    風で飛んで行ってしまったなおちゃんの大事なハンカチ。なおちゃんは必死で探します。
    見つけた時そのハンカチは、のねずみのお母さんの“べんりちゃん”として使われていました。
    ハンカチを返してほしいなおちゃんと、べんりちゃんを返したくないのねずみのお母さん。
    どっちが「ないと困るか」を比べ始めます。
    けど、なおちゃん、とうとう涙がこぼれ始めてしまいました。そしてのねずみのお母さんは、ハンカチを返す
    ことにしたんだけど・・・
    のねずみのおうちに行って、ハンカチを“べんりちゃん”として使うのねずみの子供たちを見ているうちに、
    なおちゃんの中で何かがグンと成長したんですね。はじめはあんなに不安そうで、涙をこぼしたなおちゃんの
    表情が、みるみるお姉さんになっていくのが印象的です。とっても微笑ましいお話です。

    投稿日:2012/03/16

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  • ウチの息子ったら....

    小さい頃からの「これがないと駄目!」というものがない息子だったので、主人公なおちゃん
    の気持ちが分るかな?って思ったのですが、一生懸命探す気持ちが分ったようです。
    挙句に、見つけた際に、ねずみのお母さんの口上に、「のいちごを踏み潰して取り返せば
    いいんだ!」なんて、かなり乱暴なことを言う息子...  びっくりでした。
    優しい子に育てたはずなんだけれどなぁ。

    でも、なおちゃんと一緒に“べんりちゃん”の便利さが分って、息子がなおちゃんと同じ立場
    だったら、きっと最後は渡すことになったんだろうなと確信しました。
    読み終った時に、「どうして、なおちゃんは、あげたんだと思う?」
    と聞いたら、「もう自分にはいらないと思ったんだよ、きっと」と答えが返ってきたので、
    安心しました。どう考えたって、腕づくで取り返すなんて、ありえませんよね(苦笑)

    私個人としては、なおちゃんのすごい泣き顔が大好きでした!

    投稿日:2011/09/20

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  • あかちゃんなんかじゃないよう

    なんといっても、なおちゃんと のねずみの掛け合いが面白いのです。
    息子も「赤ちゃんなんかじゃないよう」には共感しきりの様子。
    反面、「おっぱいのにおい」で極上の笑みを浮かべているところが
    まだまだ可愛いのです。
    何度も読み返したくなる温かな雰囲気でした。

    投稿日:2011/02/26

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  • のねずみさんちのべんりちゃん

    なあちゃんが、あかちゃんの時から片時も話せないお気に入りのガーゼ

    のハンカチです。

    大切なハンカチを、のねずみさんちのべんりちゃんとして必要とされて

    いるのを理解して手放すまでの過程を描かれています。

    13匹のこねずみたちが、喜ぶ顔をみて、必要とされているのを知り、

    なあちゃんは、のねずみさんちにプレゼントします。

    そこまでに至るまで、なあちゃんのいっぱいの涙、おお泣きする顔、あ

    かちゃんから卒業するまでの変化、成長をみられてよかったです。

    ガーゼのハンカチがなくても嬉しそうに眠るなあちゃんが可愛かったで

    す。

    投稿日:2010/04/29

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  • おねえちゃんになった日。

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    なおちゃんが、赤ちゃんのときから、ずっと一緒の大切なガーゼのハンカチが、ベランダから、風でとんでいきました。
    なおちゃんは、急いで追いかけます。坂道のすみれや、公園のプラタナスが、どっちにとんでいったか教えてくれました。
    教えられた通りにいくと、見つけることができたのですが…

    寝る時に、それがないと絶対にだめというタオルや毛布にまつわるエピソードは、よく耳にします。
    なおちゃんにとっては、それが、ガーゼのハンカチです。
    なおちゃんの表情の変化で、その気持ちを汲み取ることができます。
    登場するのは、かわいいネズミさんのおかあさんと子どもたちというのも、なかなか面白い設定です。
    なおちゃんが、おねえちゃんになっていく様子,しっかりと見守ってください。

    投稿日:2009/05/15

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