はじめてのクリスマス(偕成社)
人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
世界の国からいただきます!(徳間書店)
世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
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タイトルに惹かれて選びました。 タイトルからは想像もつかない家庭の事情がある絵本に出会いました。 血は繋がらなくても、本当に我が子を愛していてそんな家族もいても 不思議でないと思いました。「あかちゃんの家から来た」と言う事実を 3歳の誕生日に手作り絵本を通じて本人に知らせていることを知りまし た。里親になったことをどれほど待ち望んでいたか、親子になれてどん なに幸せかという想いを何度も聞かせてあげるのはとてもよいことだと 思いました。本当の親子でも愛されているという確信はやっぱり何度聞 いても嬉しいものだし、必要なことだと思いました。
投稿日:2011/10/02
幼稚園より、一番大事なものを一つ持ってきてといわれた二人の子どもたち。それぞれ、なにを持っていくか探します。 一人の子は、あかちゃんのくにから来たという言葉がでてきてはじめて、養子縁組や里親制度をテーマにした本だとわかり、驚きました。こんな子どもが増えるといいなと思いました。
投稿日:2019/12/17
子供達の宝物のお話から、 お母さんの宝物の話へ・・・ お母さんの宝物といえば、やはり、子供がプレゼントしてくれたものや手紙になるだろうなぁと思います。 そして、子供を授かったことそのものが、 神様からのプレゼントであり、宝物。 主人公のなつかちゃんは、幼いながらも、 自分がママの本当の子供ではない事を知っており、 それは切ない気持ちにさせられます。 けれど、両親と奇跡的な出逢いを果たし、 愛情深い家族へと貰われてきた幸せが、 家族みんなの宝物である事は、 きっと他の家族と変わらない事でしょう。 子供の宝物の話から、 思わぬ方向へと流れていくお話でしたが、 愛情の大切さをひしひしと感じさせる素敵なお話でした。
投稿日:2018/07/31
あかちゃんのいえからやってきた「なつか」のことを 一番のたからものだと、なつかのママは言いました。 なつかにとっても、こんなママとパパはたとえ血が繋がって いなくとも、大事な大事なたからものだろうなあって思いました。 娘は「あかちゃんのいえ」のことや「あかちゃんのいえから あかちゃんがやってくること」が、わからなかったようなので (当たり前ですね)、あいださんのあとがきまで読み、わかる ようにいろいろと説明しました。 ときおり質問を挟みながらも、深刻そうな表情でじっと聴いて いた娘は、「大人になったら、赤ちゃんが生まれても生まれなくても あかちゃんのいえのあかちゃんも育てたい」と言っていました (赤ちゃんも好きだし、誰かの面倒をみるのも大好きな娘です)。 私は、私のたからものである心優しい娘を大事に育てなければ なあと思いました。
投稿日:2014/01/21
愛情にあふれた絵本でした。 絵本に詳しくは書いてありませんでしたが、なつかちゃんが家に来る前、不妊で悩んだ夫婦の姿も目に浮かび、その末にやっと出会えたなつかちゃんをどれだけ愛しているかが伝わってきました。 血のつながりがないとしても、なつかちゃんはお父さんとお母さんの子どもです。 なつかちゃんが家に来るまでは、悩みの多い家庭だったかもしれませんが、なつかちゃんがいてくれるから幸せいっぱいなんだと感じました。 言葉では伝え切れません。 とにかく読んでほしいです。
投稿日:2013/07/29
養子について、こどもにもわかる内容だと思います。 こういった養子についてわかる絵本は、他にないのではないでしょうか。 そして、何よりも伝わってきたのは、親子の愛情です。 出産を経ての子でも、養子の子でも、同じくらい望まれて、親の元へと来てくれたのですね。
投稿日:2012/05/17
とてもとても深い内容の絵本だと思います。 実際に養子を迎えた作者だからこそ、こんなに あたたかい絵本が描けたのだなあと思いました。 いろんな家族があると思いますが、この絵本の ような家族もあるんだということを、幼い子供に 教えてあげるのによいなと思います。 素敵な絵本ですよ☆
投稿日:2011/08/30
この絵本を何気に手に取ったとき、家族の愛が詰まっていてとても心温まるストーリーだなと思いながら読んでいました。 せんせいが投げかけた 「いちばんだいじなたからものもってきてね」 という言葉に、なつかとたくやはそれぞれの宝物を赤ちゃんの頃のエピソードをママと振り返りながら探します。 なつかもたくやもママにとっても愛されて育っているんだなーと単純に感動していたのですが・・ 読みすすめているとこのなつかは「あかちゃんのいえ」からやってきたという文章が目に留まりました。 この絵本にはとても重大なテーマがあったことに気がつきました。 ママのおなかから生まれたのではなく、養子縁組で里親家庭に育てられているのです。 どのような背景があるのかはその子どもそれぞれでしょうが、里親としてなつかを娘として受け入れたママは本当になつかを待っていたのよという思いが伝わってきます。 ピンクのハンカチに包んだ小さな小石・・ これはなつかが初めてママにどうじょってプレゼントしてくれたママにとっては宝物の石なのだそうです。 養子縁組で里親さんのもとに行った子どもさんは3歳のお誕生日に「赤ちゃんの家」に来たことを教えられるのだそうです。 最後の一文が心に響きます。 ママの一番の宝物は・・・小石ではなくて・・ ママのおなかから生まれて育てられるのが当たり前だと決め付けるのではなく、互いに思いやり愛情を育みあってこその家族です。 始まり方はそれぞれであってもよいのだということを感じさせてくれる絵本です。 子どもと読もうと思って手にした本でしたが、大人の方におすすめではないかと思います。
投稿日:2010/05/25
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