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ふしぎなしろねずみ」 みんなの声

ふしぎなしろねずみ 作:チャン・チョルムン
絵:ユン・ミスク
訳:かみやにじ
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2009年06月
ISBN:9784001112146
評価スコア 4.55
評価ランキング 6,706
みんなの声 総数 21
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21件見つかりました

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  • 韓国のお話

    不思議なお話ですねー。
    鼻の穴からのネズミの登場には、子供も驚いて面白がっていました。
    あとがきを読めば、韓国の風習などがわかり、お話の背景がよく理解できたと思います。
    おばあさんが、かわいい雰囲気だと思いました。

    投稿日:2012/06/13

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  • ふしぎだけど、後味のいいお話

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子10歳、男の子6歳

    最初に現れたしろねずみの行動がとってもおもしろく、まさにふしぎなしろねずみだったのですが、このねずみが、おじいさんとおばあさんにやってみせたことがなんともおどろきで、読み手まで喜んでしまいました。
    しろねずみの白と、おばあさんの白い髪や服、そして夜の外の暗さの青のコントラストが実に美しい絵です。最後には、青が黄色いや、金色に変わります!色が放つ感情の高まりも伝わってきます。
    韓国の昔話なのですが、解説によると韓国でのねずみは、「隠してあるものは守ってくれる」存在なんだそうです。国によって、ねずみに対するいわれやイメージは異なるんだなあと、興味深く読みました。
    外国の昔話を読むことで、外国の文化に触れることができて、勉強になります。子ども達はそう感じてはいないかもしれませんが、小さいころから「違い」を受け入れ、楽しむということを身につけることができるのではと思いました。

    投稿日:2009/12/14

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    1
  • ラストのコントラスト

    韓国の昔話ということで、読みたいと思いました。
    おばあさんが静かに縫い物をしているそばで、すやすや昼寝をするおじいさん。そのおじいさんの鼻を、ちいさな白ねずみが出たり入ったり。外へ出て行った白ねずみのあとを、おばあさんがそっとつけていきます。
    暗くて地味に始まる前半から、後半、地色がパッと金色に変わり、めでたい結末へと変わっていくコントラストが素晴らしかったです。ユニークなイラストに引き込まれました。

    投稿日:2021/09/02

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  • 異文化理解

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子4歳

    鼻の穴を通るという一見想像すると汚いんですが、
    しろねずみだから汚さを感じさせず、
    暗っぽい背景によく映えます。

    チョロチョロと動いている感じがよく、
    子どもたちもネズミの動きを楽しそうに目で追いかけていました。

    それにしても、国によって
    動物のイメージが違うのも面白いですね。

    最後の絵には笑っちゃいました。

    投稿日:2020/02/04

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  • むずむずする

    ふしぎなしろねずみは、幸運のねずみなんですね。
    おじいさんやおばあさんの鼻の穴の中に住んでいるなんて
    読んでいるだけで(挿絵を眺めているだけで)むずむずして
    しまいますが(笑)。しろねずみの力を借りておかねもちに
    なったおじいさんおばあさんですが、ぎらぎらした感じが
    まるでしないのは、挿絵がほんわかしたものだからでしょうか。
    気負わず、穏やかに暮らしているように見えました。
    あとがきで知ったのですが(その後、挿絵をよくよく見て
    しまいました)、韓国のものさしには北斗七星が描かれて
    いたりするそうで、欲しくなりました。

    投稿日:2017/01/12

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  • ねずみ年の子におすすめ

    寝ているおじいさんの、なんと鼻の孔からねずみが出てきます!

    で、そのねずみを追っておばあさんがいろいろついていってみるのですが、そのうちおじいさんの鼻に戻って目覚めます。おじいさんの夢が、そのねずみと同じ体験をしているのでピンときたおばあさん。

    そこで、おじいさんが、壺に黄金が入ってるのをみた!と聞いておばあさんは、おじいさんをひっぱっていき、掘り出します!すごい欲の皮がつっぱってますが、最終的に金を手に入れめでたしめでたし。

    最後に、ねずみ年は食べ物に一生困らないとか、韓国でのネタがかかれていて面白かったです。他国文化や言い伝えを知るのは面白いですね。

    投稿日:2016/10/08

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  • 絵とストーリーが独特ですてき

    4歳の息子と読みました。
    絵本の展覧会にいくと韓国の絵本は諸々入賞作品が多く、常に気になっていたので。
    こちらも、イラストもストーリーも独特でステキな絵本。
    絵の質感がいいですね。

    息子はネズミが、おじいさんの鼻の穴から出てくる場面や
    牛の糞を食べる場面に大笑いしていました。面白かったようです。

    投稿日:2016/02/09

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  • とてもおもしろい物語でした

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、女の子3歳

    地域の図書館の方が、小学校1年生の図書の時間に
    紹介してくださった絵本で、
    表紙を見ると正直そんなに面白そうでも、
    心惹かれる感じでもないのですが、
    読んでみるとかなり引き込まれる物語です。

    韓国の絵本らしく、絵はとっても独特。
    お話ものっけから独特で、
    お昼寝中のおじいさんの鼻の穴から、小さな白ねずみがでてきます。

    ねずみとおばあさんの行動に、
    かなり引き込まれた私と息子。

    最後は、「こうきたか!」という展開でしたが、
    物語としてはとっても面白かったと思います。

    そしてもうひとつおまけがあって嬉しかったのが、
    本書のあとがき。
    「ものさしに北斗七星が描かれているのに気付きましたか?」

    を読んで、バッとページを巻き戻して、
    ものさしのシーンを確認した私と息子。

    いつも感じることですが、外国の絵本を読むと、
    その国のちょっとした文化も知ることができて、
    一挙両得ですね。

    投稿日:2014/10/24

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  • 鼻から!?

    今までいろいろな絵本を読みましたが、ねずみが鼻から出てくるというのは初めてでした。
    ねずみが、実は、おじいさんだったというオチも、定番だけどおもしろかったです。
    でも、牛のふんを食べるところはちょっと…牛のふんを食べた後、鼻の中に戻るねずみ…
    「おばあさん、衛生的に良くないから、ねずみを鼻の中に入れないで!」と思いました。
    ストーリーは、ありがちだけど独創的な、不思議な絵本でした。

    投稿日:2013/07/21

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  • 韓国の昔話には、ねずみが こんなに福を運んでくれるのですね!
    ユン ミンスクさんの絵は 韓国のおじいさんおばあさんの顔が穏やかで、
    おばあさんの針仕事の姿がいいんです。
     おもしろい表現で好きです。
    ねているおじいいさんの鼻の穴を出たり入ったりする しろねずみがかわいい。
    こんなふしぎなおはなしが 韓国には言い伝えられているのですね。
    夢から しろねずみが 福を運んでくれたなんて
    へ〜っ おばあさんの ものさしに 北斗七星が描かれているのは 気がつきませんでした。
    後書き見て 韓国では、ものさしは正義をはかったり 
    人間の寿命を司る役割があるとは 初めて知りました。
    いろんな国の人は、自然の星や太陽などの自然を崇める心が有るのですね!
    おもしろい 昔話でした。

    投稿日:2012/04/18

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