「かぜのふえ」 みんなの声

やなせさんの作品だったのでこの絵本を選びました。主人公の吹く笛の音色が私のほうにもしっかりと届いてくる気がしました。雲も昆虫も花も皆生きているということを自然に学べるのが良かったです。雲ニコニコ笑っている表情がとても愛らしくて気に入りました。楽しく読めました。

やなせたかし先生の絵本ということで、アンパンマンの絵本が好きな３歳娘に選んで読みました。自然の素朴な素晴らしさが言葉にされていて、読んでいて気持ちがよくなりました。笛を吹き終わったとき、主人公の姿が消えてしまって…もしや命のお話だったの？とドキドキしましたが、秋を迎えた野原にいたので安心しました。

アンパンマンのやなせたかしさんの絵本です
花になりたい木になりたいと思う少年　　　なんだかすごくロマンチィックな少年です
やなせたかしさんが　ロマンチィックな人だからこんなきれいな絵本が描けるのですね〜
ぎんいろのふえをふいていて　　　いいきもちなのに　さびしいのですとありましたが
人と別れるときのようなきもちとかかれていて　ジーンときました
くものかおは　アンパンマンの顔でした
秋風が吹く頃に読んであえたい　やなせたかしさんの絵本です

アンパンマン以外のやなせさん！！と、手に取りました。
さすが！！です。
秋の情景が見事に描かれています☆
ふえをふく　けんちゃんは、
「とても　いいきもちだけど　でも、すこし　さびしい」と感じます。
この感じ、まさに　秋だな〜と･･･。

季節の移り変わりをゆっくりと楽しむ絵本なので、
こどもの目には、少し物足りないかも知れません。
大人の方には、読めば読むほど　味わいのある作品だと思います。

のはらがだいすき！！そんな気持ちわかりますね。
いつものように訪れた野原で落ちてた笛を見つけて吹いてみたら
楽しいことがおこるんです。
アンパンマンを書いているやなせさんの作品なので
絵に温もりが感じられました。
　
でもあれは夢ではないと思いますよ。
我が家の子供たちも、そう信じたいようでした。

野原が大好きなけんちゃんが草の中に見つけた銀色の笛。
持ち主を探して吹いてみると不思議なことが。
やなせたかしさんらしい、ファンタジー物語です。
夏の終わりから秋へ、そんな季節の移り変わりを体感できそうです。
なによりも、けんちゃんが、野原の草や虫たちと同じ存在だと自覚している点も
注目ですね。
独特のはっきりした絵ですので、読み聞かせにもよさそうです。
笛の音色が聞こえてきそうです。