乳児・小さい子向けおはなし会用にセレクト。
どうです?表紙から、魅惑のオーラが出ていると思いませんか?
題名も、背筋からせまりくる迫力です。
長新太さんが描いた自由奔放な絵に、谷川俊太郎さんが言葉を添えます。
一見ありふれたぺろぺろキャンディー。
ぺろりん、となめたら、色々な造形が飛び出してくる趣向です。
長新太さん特有の、オレンジやピンクを基調とした色彩の中、
繰り広げられる犬のような、象のような、車のような・・・。
谷川俊太郎さんの擬音も、愉快愉快。
滑舌が難しいですが、間違えてもご愛嬌で、読み手も楽しみましょう。
ラストは、何事もなかったかのような、なかなかのフィナーレだと思います。