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まず、楽しんでもらいたいのは、長新太さんが描かれている表紙カバー絵! 細かい遊び心満載の楽しい絵になっています。 一通り読んでいって、私は『チンパンジーから怪人パンチ』が一番気に入りました。 回文って、人のを読んでると自分でも簡単に作れそうな気がしますが、意外と難しいです。 石津さんはよくこれだけ考えられたな〜と、ただただ感動するばかりです。 お話会などの導入で「こんな回文があるよ」なんて、紹介しながらブックトークするのも面白いかもしれません。
投稿日:2011/12/05
この本との出合いは、昨年夏の家族旅行。八ヶ岳小さな絵本美術館の図書室でした。 言葉遊びの本は以前から大好きでしたが、中を見て目からウロコがポロポロ! なんて楽しいの!なんて笑えるの!なんて夢中になれるの!! 静かな図書室で、家族5人でまわし読みをしながら大笑い。 わたしはその日、車のなかで、宿泊先で、 「ちんぱんじいからかいじんぱんち」(チンパンジーから怪人パンチ) を、何度つぶやいて大笑いしたことでしょう。 もちろん、他にも楽しい回文盛りだくさん。その日から私は、石津ちひろコレクターの一歩を踏み始めたのでした。 小学校や中学校で朝の読み聞かせボランティアをやっていますが、季節の絵本を読んだあと、この本の回文をいくつか紹介。小学生も中学生も、みんな笑顔一杯で朝から大笑いしてくれますよ。 そして私も朝から幸せな笑いに包まれ、いい気分で仕事に出掛けるのです。
投稿日:2008/09/24
目からうろこの回文集です。 上からよんでも下からよんでも同じ文なんて、どうやって考えつくのでしょうか。しかも、動物にまつわる回文だし、なかには、かなりうけてしまう文もあります。 さらに、それぞれの回文にぴったり合った長さんのイラストが笑いをさそいます。 一度、時間をつくって、親子で回文をつくってみるのも楽しそう! 日本語の楽しい一面を知ることのできた本です。
投稿日:2007/11/08
題名の通り、動物モチーフの回文集です。 ナビでの評価は今ひとつのようですが、我が家では人気の一冊です。 長新太さんの飄々とした絵も文に合っています。 ルール違反かもしれませんが、ページの下に漢字混じりの文が記述されているので、一読ではよくわからないものも理解できます。 最近我が家の子ども達の間では回文が流行っていて、この間は、一本しかないジュース争奪を回文で戦っていました。 次男の渾身の作品は「ゲジゲジゲジゲ」 長男の渾身の作品は「べしべるるべしべ(北海道の地名)」 恥じらいもなく自由に発言できることは、いいことです。 横道に逸れてしまいました。 この本で娘のお気に入りは、「かしあたえ こえたあしか」。 私は「そうわかくない おいおいなくかわうそ」が身につまされます。
投稿日:2006/09/01
石津ちひろさんの作品との最初の出会いは、 「ぞうからかうぞ」という、回文遊びの絵本。 小1の娘の国語の教科書に言葉遊び的なものが多かったので 回文も面白いかな、と思って図書館から借りてきたのだった。 そちらのほうは、藤枝リュウジさんのイラストが面白くて 楽しめたのだけど…。 この「まさかさかさま…」の挿し絵は、長 新太さん。 長さん独特の絵の感じではなく、ピンク色と黒の2色で描かれた シンプルな感じなのだけど、う〜ん、どうなんだろー。ビミョー。 「ぞうくんぱんくうぞ」の挿し絵では、 ゾウがゾウを食べているような分かりにくい絵だし。 ページ左下の漢字も含めた文を見ないと、 平仮名だけではパッと見で回文の意味が掴みにくく 子供が一人で読むのは難しそう。 大人が「こういう意味だよ」と教えてあげないと分かりづらいかも。 自分で回文を考え出すのは とても大変なことなので、 もう一工夫あれば、もっと楽しめる絵本になったと思うと 残念でもったいないと思う。
投稿日:2005/07/24
上から読んでも下から読んでも同じの回文、それも動物をモチーフにしたものがたくさん登場します。ストーリはなく、一つ一つの回文とそれに伴う絵が載っているのですが、声に出して読むと面白いです。長 新太さんの絵が、不可思議でまたまたはまっています。中にはこじつけのようなものがありますが、それはご愛嬌ってことですね。
投稿日:2003/10/31
回文(上から読んでも、下から読んでも同じ文)だけでできてる絵本です。特に子ども向けではないですが、ひらがなばかりだし、長新太さんの描くおかしな動物たちが出てくるので、子どもでも充分楽しめます。 たとえば、「ぞうくんぱんくうぞ」とか、「よったとらふらふらとたつよ」「さいさんてうたうてんさいさ」とか・・・。 でも、いかにも難しくて子どもには理解できないものや、大人でもちょっと無理があるんじゃないってのも中にはありますが・・・。(下に漢字でも書いてあります。) やっぱり、子ども向けの回文絵本の名作は「つつみがみっつ」ですが、これはお目にかかれないので残念です!
投稿日:2003/03/19
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