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いろいろ出ていますが私は小学館から出ているこの「ゆきおんな」が好きです。子どもたちによみきかせをしていて思うのはお話はもちろんですが、小さな子どもほど絵を気にします。 私が子どもの頃は「まんが日本むかしばなし」がテレビでしていて昔話もそこから知るようになったのですが、今の子どもはあまり知らないようです。まさか「ゆきおんな」は知っているだろうと思って小3と小4で読んだのですが、「知らない」という子どももいてびっくりでした。 お話と絵がマッチしていてすごく引き込まれていきます。「誰にも話してはいけない」と約束していたのに、自分の嫁につい昔会った「ゆきおんな」の話をしてしまい、ちいさな赤ん坊だけ抱いて出ていく姿は胸にくるものがあります。子どもたちも静かに聞いてくれました。 高学年には小泉八雲の雪女を紹介しています。(朝の読み聞かせの時間では読めないので。時間が15分なので)
投稿日:2013/04/07
自分の子供を6人も授かって、子供たちを置いて去らなければな らなかった雪女が、可愛そうでした。 きっと雪女には、掟があってそこに留まれない事情があったんだ と思いました。ややだけを抱いて去っていった雪女に、同情しまし た。なんとも切なく、なんで約束を守れなかったんだろうと思いま した。
投稿日:2019/12/22
読んでるとほんとに寒気がしてくるようなゆきおんなのお話です。 文章の中に、普段の生活ではなかなか使うことのないような言葉がいろいろ出てくるところも、お話の世界に引き込んでくれました。 一息で人の命を奪ってしまう、それこそ冷たいゆきおんなにも、愛しいと思える存在がいて、さいごは旦那さんと子どもたちの命を奪うことなく去っていく姿に、人間味も感じました。 読み終えた後、ゆきおんなのことを想うと少し悲しい気持ちも感じました。 日本名作おはなし絵本シリーズは、いろんな日本の昔話が、美しい文章とお話に合った素敵な絵で楽しめて、とってもいいです。
投稿日:2018/09/21
季節に合うかなと思い、借りてきたが、 実は私も読んだことがない。 でもなんとなく知っていて怖い話とは思っていたから、 読む前に「ちょっと怖い話だよ」と言って読みました。 読んだ後、静かに聞き入っていた子どもは 「怖くなかったよ」と言っていましたが、 私はまさか雪女が子どもをたくさん産み、 しゃべってしまった旦那を殺さず、 末の子どもだけ連れていくとは思ってもいませんで、 思った以上に感動してしまいました。 また子どもが大きくなったら読んであげたいです。
投稿日:2016/02/05
表紙絵がまず、とてもインパクトがあっていいですね! 「雪女」の作品はたくさん絵本や絵童話、紙芝居などになっていますが、この表紙は群を抜いて好きです。 本文の字も絵もはっきりしていて読み聞かせなどに使うにはもってこいの見やすさでした。 女性の方が文章を書いているだけあって、雪女がとても繊細に描かれているように感じました。 この作品で、他の雪女の絵本作品と違うところは最後に一番下の赤ちゃんを抱いて連れてっちゃうところです。 びっくりして何度も読み返しちゃいました。 後書きに児童文学作家千葉幹夫さんのお話も載せてあります。 そこには、「雪女」についてのいろいろな地方色について書かれていて、やはり、この作品の雪女のラストについても興味深いと書かれていました。 他のとちょっぴりラストが違うこの作品を含め、ぜひ一度「雪女」作品を読み比べてみてください。面白い発見がいろいろありますよ〜。
投稿日:2015/02/08
8歳の息子と読みました。 私が小さいころ大好きだったお話。 ゆきおんなの、美しい恐ろしさ、 そして恐ろしいのだけれど最後に子供の寝顔を見て、 旦那に息を吹きかけることなく去っていく切なさが、 子供ごころにも冷たい美しいお話として記憶に残っていたのですが、 8歳の息子には、ただただリアルに怖かったよう。 主人公の男のところに、 うつくしい女が泊めてもらったあたりから、 「もしかしてこのひと、ゆきおんなじゃ・・・」といぶかり、 そして、「おまえさんとうとうしゃべったね」あたりでは、 もう私の腕にしがみついて聞いていました。 寝る直前に読んでしまったため、 その夜は怖さが離れず泣きながら寝てしまった息子。 おひさまの出ている昼間の間に読めばよかったです。
投稿日:2014/11/21
「雪女」は、怪談であり、登場する雪女の姿はぞくぞくするほど情念をむき出しにしています。 そんな内容だから、描かれかたで怖さのグレードが変わって来ます。 この絵本は、アニメーションからの切り取りのように、一つ一つの絵がきめ細かくお話の展開を情感たっぷりに表現しています。 ただ、物足りなさを感じるのは、伊勢英子さんの『雪女 』が抜きん出ているからかもしれません。 とはいっても、子どもに読むには、この絵本のほうがほどよく怖くて良いのかもしれません。
投稿日:2013/04/14
小泉八雲で有名になったこのお話。この絵本の版では、息子の名前(みの吉)が出てこず、始終「むすこ」と書かれています。子供ができたから殺さず許してやるのが特徴だと思います。これは東京都青梅市の実話がもとですが、どうやら日本全国、沖縄以外は雪女の話があるそうです。九州の雪女、なんて想像できませんが。私は東北出身ですが雪女といえば当然秋田か青森のものという印象で、じめじめ陰気で、うそをついたらきちんと殺す話のほうが頭にあります。南にいくほど対応が甘くなるんでしょうか。 子供にはこの結末のほうがおすすめです。
投稿日:2011/04/30
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