4歳の恐竜好きの息子が好きな宮西さんの恐竜シリーズ。
個性的な色使いの鮮やかな絵と、ティラノサウルスのやさしい気持が見物です。
今回は、スピノサウルスの赤ちゃんを食べてしまおうとしたところからの
ティラノサウルスの心境の変化が楽しかった。
「ありがとう」「すごい」「おもしろい」「かっこいい」「やさしい」
という言葉にこんなに効力があるとは。
そして、そんな言葉もかけてもらったことのない、強いけれどちょっと寂しいティラノサウルスが、かわいそうに思えてきました。
息子はとても気に入っていました。
…けれど、最後、やっぱりティラノサウルス、死んじゃうの??
ちょっと安直な終わり方のような気が個人的にします。
「おまえ、うまそうだな」の終わり方の方が好きだなー。