9歳の息子と読みました。
落語にはあんまり親近感がない私たち親子でしたが、
とっても楽しく読めた一冊。
ひょんなことから上半身と下半身が別々になってしまった男の、
上半身には上半身なりの、
下半身には下半身なりの、
なやみや、相方への要求や依頼事項などがあり、
なるほどーっ! と思ってしまう一冊です。
以来、我が家では、
「そんなにお水飲んだら、下半身から文句言われちゃうよ。」とか、
「今もしかしてお尻でしゃべった?」
なぁんていう冗談も、飛び出るようになりました。
落語ってこんなに面白かったのかー。
今までなんだか遠い存在だった落語でしたが、
その距離感を一気に埋めてくれて感謝の一冊です。