日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)
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この絵本は「ぶんぶくちゃがま」の絵本の中でも、特に最近出たもののようです。 富安さんの再話だし、最近気になる植垣さんの画だし、期待を込めて読みました。 最後に児童文学作家の千葉幹夫さんの後書きがありますが、これを読むと「ぶんぶくちゃがま」にもいろいろなバージョンがあることが分かります。 栗あたまの子坊主さんが、和尚さんにいわれて、(たぬきが化けた)茶釜を洗い、半泣き状態で囲炉裏にかけているさがたは特に笑えました。 植垣さんのちゃがま、よかったですよ〜。 見世物小屋に集まる江戸の町とかも、なかなか味わいがありました。 今の子どもたちはあまりこの話を知らないかな?(少なくともうちの子はあまり知りませんでした) 今度学校の読み語りに使ってみたいと思います。
投稿日:2010/05/03
茶釜に変身したまま、もとの姿に戻れなくなってしまったタヌキ。 古道具屋のオヤジさんと出会い、大活躍します。 ちょっといたずらっ子の感じもするけれど、憎めない可愛いヤツ・・・ みたいなタヌキのキャラクターが良かったです。 古道具屋のオヤジさん、タヌキとペアになってお金儲けは大成功! でも決して強欲にならず、 お金儲けはもう十分だから、後はのんびりくらしたら? と、タヌキに提案するところが印象的でした。 優しいおじさんに出会えて良かったねえ、タヌキ。 富安さんの文章、とても良かったです。軽快でキレが良い語り調の文は 声に出して読んでいても楽しかった!! 植垣さんの絵も良かったです。 一番はタヌキが小屋で踊る場面かな。 タヌキがとてもイキイキとしていて、見ているお客さんも楽しそうで 賑やかな声が聞こえてくるようでした。 いつか小学校でも、ぜひ紹介したい作品です。
投稿日:2017/10/09
お供え、舌なめずり、本堂、茶釜、井戸端‥‥子どもたちには馴染みのない言葉がたくさん出てくるのが昔話ですが、見開きに親しみやすい絵が描かれていますので、とてもわかりやすいストーリーです。 クラス全員、じっくり聞き入っていました。 昔話の読み聞かせを楽しんでいるうちに、きっと語彙も増えていくのではと思います。 とくに悪い人も登場しませんし、私は「めでたし めでたし」の終わりかたが気に入っています。
投稿日:2014/12/26
有名な昔ばなしを、富安陽子さんが再話という事で読んでみました。 村はずれのお寺にやってきたタヌキが団子を失敬しようとした時、 小僧がやってきたので、慌てて茶釜に化けたのですね。 ところが、茶釜という事で、磨かれるは、火にかけられるは、さんざんな目にあい、 挙句には元の姿にもどれないは、捨てられるはと、えらい目にあわされるストーリー。 小道具やに拾われ、見世物小屋で大活躍するも、 最後は元のお寺で大切にされるなんていいですね。 今でも、茂林寺(もりんじ)に祭られているそうで。 そんなことも盛り込んだ軽快な再話に、奥が深いなあ、と思ってしまいました。 子どもたちにはマイナーな昔ばなしだと思うので、小学校のおはなし会で取り上げたいと思います。
投稿日:2014/04/22
表紙のたぬきの表情に惹かれ、手に取りました。 私の知っている「ぶんぶくちゃがま」のお話と違うなぁと思いながら読みました。 「ぶんぶくちゃがま」は2つの伝承が重なった昔話だそうで。巻末の解説を読んで理解しました。 狸や狐が恩返しをするお話と、茶釜の由来話があるとのこと。こちらは後者。 同じおはなしでも地域などによって違うように伝わっていくというのが昔話らしくていいなと思います。
投稿日:2024/02/02
茶釜に化けたたぬきは火にかけられてしまい、元に戻れなくなってしまいます。道端に捨てられたたぬきのそばを、古道具屋のおやじが通りかかって持ち帰り、たぬきが恩返しをするお話。語り口が古典的な部分もありますが、日本の名作絵本として楽しく読みました。
投稿日:2020/07/10
息子と一緒に読みました。お寺の小僧さんがたぬきの化けたちゃがまで湯を沸かし、たぬきに話しかけられた時の表情が面白いです。めちゃくちゃ汗をかいていて、そうとう驚いたんだなというのが伝わってきます。 そのあと捨てられてしまったたぬきの茶がまですが、古道具屋のおやじと出会ってからみせもの小屋をしながら生活していく場面は、たぬきもおやじも生き生きとしていて、見ていて楽しかったです。 茂林寺というお寺に今でもまつられているという茶釜、見に行ってみたいですね。
投稿日:2018/10/27
親の私が子供の頃も日本の昔話「ぶんぶくちゃがま」を読んだ記憶があります。 やっぱり昔話は子供時代に触れておきたいお話だな〜と,自分が親になり改めて思います! 「ぶんぶくちゃがま」,何だか滑稽で楽しいですね! 色々な絵本でバージョンも違うようなので読み比べてみるのも面白そうでいいなと思いました。
投稿日:2016/03/07
こんな話だったっけ〜って読み聞かせてる私の方が思わされました。 昔話っていろいろなパターンがあったりしますからね。 これは小僧さんがたぬきに驚いて半泣きになっていたり、決して子供目線だけでは書かれていないような気がして、大人も楽しませてもらえました。 あとがきの注釈まで思わず読み入ってしまう、奥深い絵本でした。 そろそろ4歳の長女には好きな絵本だけでなく、こういった昔話も触れさせていきたいなぁと思います。
投稿日:2011/04/19
昔話や民話を読むと日本を知るチャンスですね。 絵をみれば着ている服は今とちがうし髪型も違うし景色も違う。 読んでみれば話し言葉も今とは違う。 この絵本を読んでもっと昔話読んでおいたほうが良いかも!と思った。 それは正しい言葉遣い、丁寧な言葉遣いに触れられるから・・・ 例えば 小僧どんがおしょうさまとの会話で 「○○が ございました」 いいですよね〜 ぶんぶくちゃがまは二つの伝承が重なり合ってできた昔話だという豆知識も載っていて勉強になりました。 ほんと楽しめました。
投稿日:2010/05/28
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