「おかあさんだいすき1．2．3」 みんなの声

数字に興味がでてきたら、是非一緒に読みたい絵本です。
数字の書き方を１ページフルに使って書かれています。文字がとっても大きく書かれているので３歳でもしっかりと後のなぞることができます。

数字の歌も一緒に歌っていることであれば、歌いながらなぞるのもいいです。数字を数えた後は、必ず登場した動物のお母さんと子どもがじゃれているシーンで締めています。とても微笑ましく、お母さんが大好きな子供はワクワクしてくると思います。

１から１０までは書き順と親子の話が書かれていて、後半は小学生でも使える２０までの数字を紹介してます。まだ１０止まりですが・・・。

超個人的な意見ですが、表紙のネコよりかわいい絵がたくさんあるのにもったいない！！と思います。

中を見たら私好みの脱力系のかわいい絵が満載です。
息子はくまさんが掃除をしているところや、ぶたさんが洗濯しているところが好きですよ。
全体に漂う「出来ない子」に対する優しさみたいな雰囲気がほっとさせてくれます。

数を数えたり、数字を覚えさせたり、という目的では読み聞かせてはいませんので、その成果については未知数です。
でも、ただの絵本として見てもかわいいですし、大きくなって（今４歳ですが）巻末の数クイズをさせてみるとちょうど良い感じがします。

動物たちと一諸にかずのおけいこです。村上勉さんの描く動物たちはひょうひょうとしていて、なにかユーモラスなんです。数字は１0まで出てきます。数字の表現も様々。数を覚えだすくらいのお子さんと一緒に読んであげてください。この本で楽しく数字を覚えましょう。