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けんか」 みんなの声

けんか 作:シャーロット・ゾロトウ
絵:ベン・シェクター
訳:みらい なな
出版社:童話屋
税込価格:\1,485
発行日:1997年
ISBN:9784924684928
評価スコア 4.62
評価ランキング 3,955
みんなの声 総数 12
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  • 些細なこと

    • なびころさん
    • 20代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子 6ケ月

    今となってみれば些細な事として聞き流せてしまうような事でも子供にとってはそうではないのだという事を思い出させてもらいました。鉛筆が折れたなら真っ先に自分から借りてほしいと思う気持ちがじーんと私の胸に響きました。私が一番好きなのは其々の女の子のお母さんの対応です。“何か訳があるのよ。聞いてごらんなさい。”と諭す姿は愛情に溢れていると思いました。私も娘がこういう状況になった時この子たちのお母さんのような対応をしたいと思いました。最後に誤解が解けて”はやくあしたになーれ”という一言がとても感動的でした。友情とは素晴らしい、友達とは素晴らしい、母親の存在は大きい。と心に強く刻んだ絵本でした。さすがゾロトウさん!

    投稿日:2007/11/05

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  • けんかの原因は

    仲よしなのにすれ違い。だんだん避け合う仲になる。端から見ていると意地の張り合いが可愛くもあるのですが、このまま行ったらけんかはエスカレートしてしまうばかりです。
    けんかの原因が、誤解から始まっていると分かって良かったですね。
    表紙のお面を被った二人の姿が、この絵本のすべてを語っているように思えました。

    投稿日:2015/12/21

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  • 友達とケンカしちゃったとき

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子17歳、女の子12歳

    「ともだち絵本」シリーズの1冊です。このシリーズは全部、ベン・シェクターさんという人が絵を描いています。
    ベン・シェクターさんの絵は、どちらかというと線が細く、色も控えめな薄い色合いなので、遠目が利きません。
    本のサイズも手のひらサイズなので、大勢を対象にした読み聞かせより、お父さんやお母さんがお子さんに読んであげる方がいいと思います。

    シャーロット・ゾロトウらしい暖かいお話でした。
    普段よく遊ぶ、仲のいい友達とケンカしちゃったとき、この作品に触れたら仲直りのきっかけを見つけられるかもしれません。

    投稿日:2012/12/15

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  • 女の子の友情

    • ぎんにゃんさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 女の子3歳、男の子1歳

    ともだち絵本シリーズはもう一冊「なかよし」も読みました。対照的な作品です。どちらも良いですが、「なかよし」は男の子、「けんか」は女の子が主人公になっていて、それぞれ特性がよく描かれています。私が個人的に好きなのは、男の子同士の友情がすっごくかわいい「なかよし」の方ですが、実感が伴って深いのはこっちの「けんか」かな・・・と思います。
    女の子って小学生ぐらいになると絶対「陰口」言うんですよね。で、それがしゃべった本人の意図にかかわらず悪意ある方向に進んだり、尾ひれがついちゃったりして、でも直接なかなか聞けなくて、無視したり。自分が、したりされたりした経験のあるお母さんは少なくないだけに、女の子を持つお母さんにはぐっとくるものがあるはずです。
    この女の子のお母さんはとっても素敵です。私も、娘が大きくなって悩んだ時には、あんな風にアドバイスしてあげたいと思います。

    投稿日:2012/03/22

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  • 誤解だったんだ!

    メアリが怒っていたのが誤解だとわかってよかったと思いました。お互いに、「どうして怒ってるの?」って話せば解決したことなのに、なかなか言い出せないでいる気持ちが素直に表現されていると思いました。遠い昔に些細なことで怒ったり、不安になったりしたものだと思いました。今でもその性格は変わっていないので、誤解も随分あるような気がします。喧嘩は今でもしょっちゅうなので、相手のことを信じて少し大人(?)にならないといけないと思っています。態度が大胆なのは、素直な子供だからできるのだと思いました。おかあさんの対処の仕方は、
    メアリの為になって素敵でした。

    投稿日:2010/12/22

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  • わかるわかる

    最近幼稚園のお友達関係でトラブルあった息子に、と思い借りてきました。読んでいて私も懐かしくなっちゃって…意地になる気持ち、些細な事でこじれちゃう出来事、わかるわかるなあ、なつかしいなあ。仲直りするくらいなら死んだ方がマシとか表現は過激だけど、私だってそう思って意固地になってたことあったもんなあ。
    でもいつまでも突っ張ってては仲直り出来ない。素直になる事。謝る事。それが身に染みて分かる絵本でした。息子だけじゃない、私たち夫婦にももう一度勉強になったなあ。気をつけないと。
    って旦那はどう思いながらこれを読んでるのかしらん。気になる…

    投稿日:2010/03/20

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  • 好きなのに嫌い

    事実をそのまま紙に載せたようなお話ですね。
    対になっている男の子の友情を描いた『なかよし』と一緒に読んだのですが、なぜか私はそちらの方が身近な思いでした。女なのですが。。。
    娘はもちろんこちら。
    幼稚園児でもう共感を抱くような友達関係を作っているのか?といぶかしんでしまいましたが、とりあえず好きなのに嫌いと言っているのが興味を惹くようでした。
    友達関係ではなく、単に自分の気持ちを表現することにおいて思うところがあるのかな。

    母はとっても単純なので、こういう複雑な関係はあまり経験がありません。
    でも同じ女としてよくわかります。こういうの一般的ですよね。
    友達関係がややこしくなってくる小学校3年生ぐらいの女の子、親子でいかがでしょう?

    投稿日:2007/06/02

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  • 懐かしい思い

    同じく男の子の友情をとりあげたソロトウの作品『なかよし』と合わせて読みましたが
    やはり同性だからかこちらの『けんか』の方が共感できましたね。
    読んでいて娘そっちのけで自分の小中学生のころが蘇ってきて
    思い出に浸ってしまいました^^;
    こういう女の子のケンカなんてしょうっちゅうだったですもんね。
    こんな風なこと繰り返しては一喜一憂していたような気がします。
    娘も年中さんになってお友達にどうこう言われたとか私に訴えかけてきます。
    そろそろこの“わたし”とメアリの気持ちに近づいてきたかなって思います。
    (こんなことこれからどんどん起こるんだよ)って娘に言ってみたけども今ひとつピンと来ていませんでした。
    このメアリと“わたし”の気持ちは徐々に娘の中に
    これから実感として根付いて行くことだろうなぁと思います。

    投稿日:2007/06/06

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  • こんなこと、あったなあ

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子14歳、男の子12歳

    女の子のともだち付き合いのむずかしさを思い出しました。
    娘には、自分で直接見たこと、聞いたこと以外は信じるなといい聞かせていました。

    女の子って、うわさ話が大好きです。
    口から口に伝わる間に、話が変わってしまうこともしばしばです。

    女の子を持つお母さん、ぜひ娘さんに読んであげるといいと思いますよ〜

    投稿日:2007/03/20

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  • 女の子同士のけんか

    • 有彩さん
    • 30代
    • ママ
    • 石川県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    女の子同士のけんかのお話です。
    お互い本当は仲良くしたいし、仲直りしたいという気持ちが
    よく伝わってきます。
    こういうことありそうです。
    勇気を出して聞いてみるって難しい。
    ゾロトウの子供の心の表現はすごいですね。
    こういう本を読んだり、実際に友達とこんな経験をしたりして、心のある大人に育っていってくれたらなと思います。

    投稿日:2007/01/07

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