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きみとぼく(文溪堂)
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ヤマダさんの不思議な庭のお話。 絵本ですが、こどもというよりも大人向けかも。 心にひっかかっていたこと、自分のやりたかったこと等々。 退屈していたヤマダさんが自分の心と向き合い、前向きに。 私も考えさせられました。
投稿日:2015/06/14
ヤマダさんはひとりぼっち、そして何もすることがありません。 そんなヤマダさんは、ある日、自分のうちに庭があったことを知ります。 そして、庭を歩きながら、いろいろなことを思い出しました。 出会ったけれど忘れていた人、やりかけのかくれんぼや決闘、ライオンや魔女を助けたこと、クラリネットを習っていたこと、自分が何者だったか、そして、本当にやりたかったことは・・・。 どちらかというと、大人向けの絵本だと思います。特に、仕事や子育てなど一段落し、なんとなく手持ち無沙汰、どうしたら良いかわからない、これから如何に生きようか?と立ち止まって考えている世代の人におすすめ。 そうかぁ。私にも「私の庭」があるはず。「庭」を探検してみよう。きっと何か見つかるはず!とそんな気になりました。 だって、『だれにだって庭がある』のですからね!
投稿日:2014/05/16
ヤマダさんは一人ぼっちで、何もすることがありませんでした。 そんなある日自分のうちに庭があることを発見したヤマダさんは、庭を歩いてみることにします。 すると、池には人魚がいて…? このヤマダさんという人物が謎そのものです。 天然なのか病的に忘れんぼうなのか、彼に一体何が起こったのかと心配になるくらい、いろんなことを忘れているのです。 池で出会った人魚のルルと庭を散歩するうちに、「そうだったそうだった」と次々思い出していくのですが、その内容というのがどれもすごい! 嵐の海辺で怪獣に襲われていた人魚を助けたり、決闘の相手と待ち合わせていたり、ライオンのトゲを抜いてやったり、岩の下敷きになっていた魔女を助けたり――。 その過去がわかればわかるほど、ヤマダさんという人物がわからなくなってきます。 温厚な顔してるけど、ヤマダさんって実は大物なのかもしれない――そんなふうに思ってしまいました。 とりあえずお話はハッピーエンドで終わるのですが、まだまだヤマダさんの隠された過去がありそうで気になるところです。 お話は絵本サイズですが、ふりがなのない漢字が多いので、お母さんが読み聞かせしてあげることをおすすめします。
投稿日:2012/11/04
不思議なお話ですね。 ヤマダさんは、いわゆる引きこもり? でも、ある日動き出してみたら、みんな暖かく迎えてくれて、楽しい時間が過ごせました。 一歩踏み出すことが、大切なんですね。 ヤマダさんだけを見れば、ごく普通の人に見えるのに、冒険あり、魔法ありと、とても面白いお話でした。
投稿日:2012/05/04
幾つになっても、今を生きるのしかないと思いました。 いつ始めてももいいから今からでもやりたいことがあれば、やってみた いと思いました。やっぱり、後に結んであったように、ヤマダさんが、 今、忙しくしているのがいいなあって思いました。
投稿日:2012/01/15
第16回日本絵本賞の読者投票をしようと思って、候補24冊の中にあったこの本を どんな内容の絵本かな?と図書館で借りてみました。 ヤマダさんという人が、ある日、ふと気付くと孤独で誰も何も自分の周りにはないこと に気付きました。それで、“庭”に出てみることにすると、過去に会った色々な人や 物たちに遭遇し、活力を取り戻し、過去に抱いた夢を再挑戦をするいう話を、ちょっと 漫画ぽく描いてある絵本でした。 何年も長い間、ただひたすらに我を忘れて仕事一本で働いてきた人が、何かをきっかけに 糸が切れてしまい、ふと気付くと、自分の周りには何もなく、孤独感に陥ることってよく 聞く話ですよね。 でも、本当に何もないのだろうかと思って、振り返ってみると、結構、色々なことをして いたり、色々な人々と交流していたりして、却ってビックリしたりします。 そして、自分は一人ぼっちって思っていたのに、本当はあの時の仲間達は、声がかかるのを ずっと待っていてくれた... そんな状態に陥っている人へ、ふとプレゼントしたい絵本でした。 最後にヤマダさんが言う「だれにだって庭がある」という言葉の“庭”って、もっと明瞭な 言葉に置き換えると何だろう、と何となくイメージでしか掴めていない自分がちょっと もどかしいです。 自分が培ってきた土壌ってことかな?! 私は個人的には、どちらかというと、話にスパイスがきいていたり、何かを問いかけられる 感じの絵本が好きなので、この評価になってしまいました。 でも、とても素敵な絵本だと思います。別名『回顧のススメ』です!
投稿日:2011/02/11
ヤマダさんの、孤独感、希望、思い出、様々なものが夢の中で繰り広げるファンタジー。 孤独だと思っていたら部屋の外には庭があって、池では人魚が泳いでいて…、お話は脈絡もなく展開していきます。 そして、話の終わりではヤマダさんはいそがしく仕事をしています。 人魚は奥さんでしょうか。 かくれんぼで現れたのは小学校時代の同級生でしょうか。 ヤマダさんはヒーローでもあり、悪人でもあります。 誰もが心の中に持っているようなものが、さりげなく語られています。 大人として読めば哀愁を感じてしまいました。 さりげなくそばに置いておきたい本。 お話のつながりを楽しめるのは高学年からでしょうか。
投稿日:2010/11/12
岡田淳さんの絵本です。 息子が中学年になったこともあり、岡田さんの児童書を読む機会が増えました。 児童書の中のお話としても存在するような絵本だなあと思いました。 ヤマダさんの心象風景がそのままお話になっているような感じがしました。 岡田さんというと、よく空を飛ぶことがでてくるような気がします。ファンタジー系のお話というと、飛ぶこととイコールなのかな、なんて思いました。
投稿日:2010/07/21
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