「だっこだいすき」 みんなの声

表紙のカンガルーの赤ちゃんが、人間の顔になっているのが気になって、手に取りました。
ページの中の動物たちも、みんな赤ちゃんの顔は人間。
最初はちょっと違和感だったのですが、見慣れてくるとかわいい。
「だだっこ、だっこ。あしたはもっと、おもくなれ」というセリフが素敵でした。

ママも抱っこがだいすきよ
だっだこ　だっこ　あしたはもっとおもくなれ

0歳の息子を抱っこしながら、唱えるように読んでいました。
だんだん大きくなり、重くなり、抱っこする事もかなり減りましたが、この絵本を時々引っ張り出してきて、読んでとリクエストされます。
暖かい気持ちになり、息子いとおしく感じさせてくれる本です。

あかちゃんではありませんが、

ここ最近、抱っこが大好きでしかたないので、

この絵本を選びました。

もちろん内容はあかちゃん絵本ですが、

抱っこが大好きなこなら、喜んで読んでくれると思います。

最後のページでおかあさんが赤ちゃんを抱っこしている

絵があるんですが、文章もあしたはもっとおもくなれ。

という文章で締めています。

わが子の成長を願うおかあさんの気持ちが

よくわかる１ページでした。

とても優しい気持ちになれる絵本でした。
あかちゃんはやっぱりみんな抱っこが大好きなんですね。
子供に読んであげた後、ぎゅーっとしてしまう良い絵本です。
甘えんぼの子は…。
いろいろな動物のお母さんが出て赤ちゃんをやさしく抱っこしてくれます。
私たち人間もそうありたいと思いました。

図書館に行くたびに、この本のありかまで覚えて借りたがり、絵もやさしくてかわいらしく、シリーズで買っちゃった本です。
このシリーズは、テンポをつけて読みやすいので、読み聞かせに自信が無くても、子供に喜ばれると思います。

親も子供にすこしずつ手が離れると、忙しくて余裕がなくなって「ちょっと待って」「また泣いて！」となってしまいますが、子供は甘えたくて、抱っこしてほしくてしかたがないことを思い出させてくれます。
本の絵のようなやさしい母親になりたいな…と思ったり。

字を覚えたての頃は一人で頑張って読んでいて、かわいかったです。その声を聞きながら、つい抱っこしたくなります。

今では７歳ですが、甥っ子が生まれ読んであげています。
家族全員が暗唱で言えるほど、何度も何度も読みました。やさしい気持ちになれる本です。

寝ても覚めても抱っこ星人だった息子たち。寝つくときは何時間でも抱っこして縦揺れ横揺れしてやらなくちゃいけませんでした。
肩はこるし、腕は痺れて感覚はなくなるし、抱っこしている間は食事も摂れない、トイレも行けない、そんな育児ストレスの日々。
そんなときに出会ったこの絵本。読み終わったら涙がポロポロ溢れてきました。
そのときの私は「重い・・・重い・・・いつまで抱っこしてればいいの・・・」って嘆くばかりで「あしたはもっとおもくなれ」なんて考えたこともなかった。
母親として、ハッとさせられました。
それからというもの、育児の壁にぶち当たるたびにこの絵本を開いています。子供も成長し、育児の悩みもまた変わってきたけど、初心に還ることができる、大切な絵本です。

冒頭は抱っこしてほしいと泣いている赤ちゃんの姿でちょっとびっくりしました。（その泣き姿も大人から見たらとっても愛くるしいですが。）
でもそこはもちろん、最後にお母さんにぎゅっと抱っこしてもらうための布石。泣いている姿がたくさん出てくることによって、ラストシーンが際立ちますね。
動物の赤ちゃんもみんな抱っこしてもらってますが、何故かみんなその動物の着ぐるみを着た赤ちゃんで、３人（３匹？）全員が「だっこー」と泣いている姿はちょっと笑えます。
絵のトーンが優しいので、泣いている姿でも息子はニコニコと見ていました。
本を読んだ後お母さんも赤ちゃんもきっと抱っこしてほしくなる素敵な絵本です。

娘に泣いて抱っこをせがまれるとつい“可愛いなー”と思ってしまいます。子供の中で何か抱かれて安心したい、という心のサインなのでしょうね。子供の特権です。いろんな動物がお母さんに抱かれている姿もかわいらしい。泣いている姿も可愛いです。

うちの娘たちは、1歳の下の子はもちろん、4歳の上の子も何かというと「だっこ〜」と甘える抱っこ星人。
両手を差し出して泣く姿は、ぴったりうちの子たちと重なります。
忙しいときは「もう、後にして！」とついつい邪険に扱ってしまいますが、やっぱり体をぴたっと寄せ合って抱っこする時間は、子どもにとっても、母親にとっても、お互いの愛情を確認しあう幸せな時間ですよね。
そんな幸せをたっぷり感じられる絵本でした。

あかちゃんが、色んな動物に抱っこされたり、ママに抱っこされたり可愛いです。この本は読んでいると自分の子供を抱っこしたい気持ちになってきて、読みながら「ぎゅ〜っつ！！」ってしたり、楽しみながら読める絵本です。