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ヒヤシンスひめ そらにうかんだおんなのこの あっとおどろくおはなし」 みんなの声

ヒヤシンスひめ そらにうかんだおんなのこの あっとおどろくおはなし 作:フローレンス・パリー・ハイド
絵:レイン・スミス
訳:野坂 悦子
出版社:光村教育図書 光村教育図書の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2010年06月
ISBN:9784895728089
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,356
みんなの声 総数 9
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  • おもしろくて、かわいい

    体がうかんでしまう、ヒヤシンスひめ。お城のなかで、すごす日々で、外へでたくてもでられません。そこへあらわれたのが一人の男の子。興味をひかれる、奇想天外な設定から、おもいもかけない素敵な結末へ。レイン・スミスの絵もキュートで、楽しい絵本でした。ちょっと不思議なお姫様絵本として、女の子におすすめかと思います。

    投稿日:2018/11/23

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  • 素敵な恋

    このお話は、体が軽くて浮いてしまうお姫様と凧を高くあげれる男の子の恋のお話でした。最初、二人は城の中と外であいさつを交わすくらいだったのですが、ある日お姫様が城の外で浮かんでしまって大変な事になっているのを凧を使って助けます。それ以降、二人はお城の中で仲良くおやつを食べたりとっても楽しそうに過ごしました。この二人が仲良く成るまでの過程が甘酸っぱくてキュンキュンしました!!

    投稿日:2015/06/19

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  • 少し楽しくなりました

    体が浮かんでしまうことに悩んでいたヒヤシンス姫。
    重いおもりの付いたガウンや王冠を身に着けていないと、ぷかぷかと空に浮かんでしまいます。

    なんとも不思議な物語。
    でも、この物語は、このままでは終わらないのです。
    淡い恋が含まれているのです。

    姫と男の子のその後を想像して、少し楽しくなりました。

    投稿日:2024/06/06

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  • 小さな恋の物語

    誰にでも悩みはあるのですが、ヒヤシンスひめの体が、

    「ふわ、ほわ、ふわん」と、浮かんでしまうのが、悩みです。

    そのひめは、空を自由に浮かべるようになって自由を手に入れ

    ちょっと気になっていた男の子のボウイともお友達になれて

    好きな時に、「おひめさましたぎ」でお城の庭にでていき、

    「ふわ、ほわ、ふわん」と、空に浮かびます。

    姫が降りたくなった時に、ボウイが糸を手繰り寄せてあげて、

    退屈な時間を過ごすことがなくなったのがよかったですね。

    ちいさな恋の物語が、素敵でした!

    投稿日:2019/11/12

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  • ふわふわと

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子5歳

    ヒヤシンスひめには悩みがあります。
    押さえておかないとふわふわと浮かんで行ってしまうのです。
    なのでいつも重いかんむりや鎖をつけて
    飛んで行ってしまわないように
    固定しているのです。

    いつもたこをあげているボウイという男の子と
    ともだちになります。
    ひょんなことから空にとんでいってしまったおひめさまを
    ボウイのたこが助けるのです。
    それからというものヒヤシンスひめを縛って地面に固定しておくのでなく
    そらで自由にあそんでからたこにしがみつかせて
    地上に戻すことにしたのです。
    発想を転換することで本当に人生が楽しくなるのですね。
    ふわふわ飛んで行ってしまうという少し困った個性をもっていても
    姿勢次第で楽しむことができるのだという
    応援されているような気持ちになります。
    そして楽しいことにともだちは不可欠ですね。

    投稿日:2014/10/21

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  • 小さなロマンスも

    レイン・スミスさんが絵を描いている絵本ということで興味を持ちました。
    ヒヤシンスひめは、おもりをつけないとフワフワと浮かんでしまいます。両親の心配をよそに、外へ出たいと思うお姫さま。空を自由に浮かんで遊ぶ姿は、本当にうれしそうです。
    小さなロマンスもあって、素敵なストーリー。オシャレな挿絵もとってもよかったです。

    投稿日:2014/02/15

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  • 居場所

    とにかく自分がお姫様の出てくる絵本とうと子どもの時から興味があるので、ついつい読んでしまいました。

    お姫様ものに共通といっていいのかわかりませんが、立場的に孤独であるということが多いです。

    この絵本のお姫様も立場だけでなく、すぐにふわふわと動いてしまう特殊な事情があり、友だちと遊ぶことがままならないということで

    やはり孤独だし、誰か自分の思いをわかってくれる友だちでもいればと思うでしょうね。

    ふわふわと飛んでいく爽快感と、どこへ飛んでいくかわからない不安。

    それは、気持ちの充足と居場所ということにも関係してくるのかななんて思いました。

    息子が言ったこととしては、お姫様ならポップコーンよりももっとおしいそうなおやつを食べていそうということでした。

    おやつの中身よりもヒヤシンスひめにとっては誰と食べるかということだったのかもしれませんね。

    投稿日:2011/06/02

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  • ファンタジックで素敵な絵本です

    ヒヤシンスひめの悩みは体が軽くて浮いてしまうこと。重い宝石で地面におさえられていましたが、ある日、ついにそれを脱いで浮いてみます。戻れなくなりそうなときに、好意をよせているボウイがたこでからめておろしてくれます。親としては何て無謀なことをするの!?と叱りたくもなりますが、これ自体は素敵な冒険なんですよね。親としてはだめって言いたいような、自由にしたいからいいよって言いたいような、、、すごく難しいです。ちなみに、本を読んでから娘に空をこうやって飛びたい?と聞いたら「怖いからいや。」ですって(笑)賢いです。もう少し冒険心があってもいいんですけど、ヒヤシンスひめのようにしていたら運が良かったからいいけど、たこにひっかからなかったらそのまま浮いて餓死しちゃうので、賢明なのかな、と思います。3歳で読んだけど文章は少し長いです。でも内容が面白いので読めてしまいました。大人もいろいろ考えさせられて、とても面白いです。おすすめ。

    投稿日:2011/03/13

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  • 名前の由来がわからないのが一寸不思議

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    表紙の絵が若干クラッシックだったので、古典かとおもいきやさにあらず。
    2009年のアメリカの新刊です。

    気になったのは、まずヒヤシンスひめというネーミング。
    何に由来するのかと思って読みすすめたのですが、何一つ手がかりがありませんでした。

    物語の主人公のヒヤシンスひめの設定ですが、重りをつけていないと空中に浮んでしまうというもの。
    それも、少し浮いているだけというのではなく、どんどん空を上っていってしまうというのですから、設定としては大正解。

    ヒヤシンスひめが空を自由に舞う様は、今までの鬱憤が解放されたようで、見ていてとても気持ちが良いもの。
    そのひめを救ったのが、凧というのもアイデアとして洒落ていて、前からの伏線がこう繋がるのかと思い、なかなか練られたストーリーだと思いました。

    文章が長いので、読み聞かせにの対象は小学校入学前くらいからでしょうか。
    小学校低学年が、自分で読むのに向いているかも知れません。

    投稿日:2010/09/01

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