「まけるなアオムシくん！」 みんなの声

私は昆虫全般苦手で、庭で毛虫を見つけようものなら、すぐに火箸でつかんで捨ててしまうのですが、こちらの絵本を読むと、毛虫も一生懸命生きてるんだなぁということを実感してしまいました。
しかも、脱皮した皮は自分で食べるんですね。
誰かに教えてもらったわけでもないのに、きちんと食べるとは、すごいです・・・。

アオムシが、クロアゲハに成長するまでの過程をドラマ仕立てにした絵本です。

ミカンの木に産みつけられた３つの卵。
お互い、ソックリなじぶんたちの姿をみて、「きょうだいかもしれないね〜」と、ともに成長していきます。

疑問、不安、驚き、、、アオムシの目線で、クロアゲハの成長を描いています。
アオムシたちの会話が、面白くて、微笑ましくて、なんだかカワイイ♪
でも、ものしりコーナーなんかもあって、クロアゲハの生態が、バッチリわかります！

クロアゲハの生態を描いたドラマ。
こういうのもいいなって思いました。

三匹の兄弟が助け合って大きくなっていく姿が描かれています。
成長は勿論のこと、カマキリが襲ってきたとき、どのように身を守るのか等、子供たちに分かりやすく表現されていると思います。
又、アオムシくんの兄弟の会話がとても可愛らしく身近に感じました。　クロアゲハをみるたびに、この本を思い出しそうです。