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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

マルチンとかぼちゃおばけのまほうのたね」 みんなの声

マルチンとかぼちゃおばけのまほうのたね 作:イングリート・オストヘーン
絵:クリスタ・ ウンツナー
訳:ささき たづこ
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1999年05月
ISBN:9784251009210
評価スコア 4.83
評価ランキング 175
みんなの声 総数 17
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  • 素晴らしいおまじない

    相手をかぼちゃおばけに変えてしまう魔法の種の威力は偉大でした。
    でも、もっと偉大なのは、その種を使うことなくマルチンが勇気を持ち、心を成長させたことでしょう。
    そのためにマルチンはいじめからも弱気からも解放されました。
    自分だったら使ってしまうかもしれません。
    魔法の種でかぼちゃおばけになったところも見たかったのですが、良しとしましょう。

    投稿日:2020/10/10

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  • 「まほうが使えたら」そんなふうに思ったこと誰にでもあるのではないでしょうか。
    親になった大人の私でさえ時に思ってしまうので(笑)、子供なら尚更かもですね。
    人間関係もなかなか難しいことも、我が家の娘も苦手な子がいたり・・・相手の行動はそう簡単には変えられないから自分の気持ちの持ちようや考え方を変えるのが大切なのかもですね。
    自己肯定感のような自信、子供にも大人にもそれを持つことは大事なのだと思いました。

    投稿日:2020/09/23

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  • 少しの勇気

    こちらで皆さんの感想を参考に、図書館で選んできた1冊です。

    いじめられっこのマルチンが、妖精にかぼちゃおばけの種をもらいます。「誰かにいじめられたら『かぼちゃおばけになーれ』」と言うと相手はかぼちゃになってしまう種です。

    でも、このかぼちゃの種を持ってることでマルチンは自信を持ち、いじめっこ相手でも投げないのです。私も長女もてっきり投げると思っていたのですが。

    この先娘達に何かあったときに、私もこのかぼちゃの種が与えられたらなあと思ってしまいました。

    投稿日:2013/04/13

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  • 顔を上げ、時には笑顔で向き合っています

     カバー折り返しを読み、借りてきました。

     苦手なものの克服のため、かぼちゃおばけの種を妖精からもらったマルチン。
     これを苦手なものに投げつけて、「かぼちゃおばけになーれ」というと、かぼちゃおばけにしてしまう不思議な種です。

     今までおずおずと対応していた苦手な相手に、マルチンは種という魔法の力を得て、顔を上げ時には笑顔で向き合っています。

     苦手なものや人に押しつぶされそうになっていた自信が、蘇って来ているのだと思いました。

     マルティンのようなこどもたちに、わたしたちも“かぼちゃおばけのたね”のようなものを授けてやりたいものだと思いました。

     この作品が、世界中で広く読まれているのは、エンディングが、大なり小なりマルティンに自分を投影するこどもたちの心をしっかりと掴むのだと思いました。

    投稿日:2010/04/14

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  • 素敵な絵本

    • ばおさん
    • 30代
    • その他の方
    • 神奈川県

    読み聞かせで中学年くらいの子たちに聞かせたいのですが、なかなかタイミングが合わずなのです。
    でもたぶん、引き込まれていくのではないかと思います。

    ちょっと臆病でいじめられがちなマルチンが、ある日夢の中で妖精に、“まほうのたね”をもらいます。
    「かぼちゃおばけになーれ!」と唱えながら投げつけると、相手がかぼちゃおばけに変身してしまうという、“かぼちゃおばけのたね”です。
    マルチンは朝起きてから次々と、マルチンのお姉さん、学校の先生、上級生の男の子、鉢を割ってしまったお家のおばさん、いじめっこの男の子・・・かぼちゃおばけにしたい人に出会いました。
    だけど、相手に投げつけようと思うたびに、マルチンは相手の人の優しさやいたわりという、違う一面をふと覗き見る気がするのでした。
    そして、マルチンは誰もかぼちゃおばけになんてせず、そのたねを海へ捨てるのです。

    とても優しい絵柄と、マルチン自身の優しさと、マルチンを取り巻く人たちのやさしさとにあふれて、素敵な絵本です。
    大好きです。

    投稿日:2010/01/31

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  • 勇気づけてくれる内容

    読んでいて、まず浮かんだのは「ラチとらいおん」です。

    子どもの頃、誰しも苦手なことはあり、それを克服したいと願ったのではないでしょうか。かぼちゃおばけにしてしまえる魔法の種をもらったマルチン。種を持つことで勇気がもてたようですね。

    一歩踏み出してみることに躊躇する時、勇気づけてくれる内容ではないかと思いました。

    投稿日:2008/11/08

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  • 種を持ってるだけで勇気が出る

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    学校の読み聞かせで、読まれた方がいてこの話を知りました。
    魔法の種を授けられた少年が、いつ使おういつ使おうかと思っていますが、
    種があるというだけで、少年は勇気が出てきます。
    かぼちゃお化けがうすく黄色く描かれているのが、とても効果的でした。

    とうとう、少年は種を使わずに投げてしまいます。いいお話だったと思います。
    ちょっとした勇気で変われるんだよということが、子供にも伝わってたらいいなと思います。

    ちなみに早口で読んで丁度10分くらいです。いつも2冊で10分程度が目安のお話タイムなのですが
    この日はこの一冊を皆が集中して聞いてました。
    種をどうするのか、子供たちがだんだん入りこんでいったのだと思います。

    投稿日:2008/11/05

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  • 気持ちのもちよう

    気持ちのもちようで、物事は変わってくるそんなことを感じる絵本でした。

    人は誰しも苦手なものがあるもの。
    でもちょっとした魔法で…
    この絵本の主人公マルチンにとってそれは「かぼちゃおばけのまほうのたね」だったようです。

    息子はマルチンが想像して、やっぱやめよう〜と思うシーンが気にいったようです。
    マルチンの創造物として描かれているかぼちゃおばけの表情が気にいったようです^^;

    この絵本を通して、自分を信じること、自信をもつこと、
    勇気をもつこと、何より考え方次第でなんでも変わる。
    そういう強い心をもった息子もなってほしい!
    そう切に願いました。

    投稿日:2008/11/03

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  • かぼちゃおばけ!?

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子15歳、男の子12歳

    かぼちゃおばけが出てきますが、ハロウィーンとは関係ありません。
    でも、マルチン少年の成長物語、といった、素敵なお話でした。
    マルチンはいじめられっ子ですが、ある日夢の中で妖精から、
    気に入らない相手をかぼちゃおばけに変えてしまえる魔法のかぼちゃの種を
    もらうのです。
    早速、そんな場面に遭遇するマルチンですが、なぜだか違う展開に・・・。
    魔法の種を持っていることで、自信のようなものを体感するのですね。
    でも、もちろん、マルチンの持ち前の性格から引き出されたもの。
    マルチンの素直な気持ちが伝わってきて嬉しかったです。
    周りの大人の対応も見習いたいほど素晴らしいです。
    相手がかぼちゃおばけになるシーンが空想で描かれますが、
    みんなそれぞれの面影を残したかぼちゃおばけ。
    その表情が何ともいえません。
    もう立派にひとり立ちしたマルチンがりりしかったです。
    子ども達にも共感してもらいたいです。

    投稿日:2008/10/23

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  • 勇気を出して!

    マルチンはいじめられっ子。学校へ行くのがいやでたまりません。

    でも...ある日、きれいな妖精が、まほうの種をくれました。
    この種を投げつけると、相手を、かぼちゃおばけに変えれるというその種。

    その種を手に入れたことで、マルチンは、少しずつ変わっていきます。
    それは、まほうの種を使ったからではありません。
    魔法の種を持っている。いつでも、これを使えるんだ、という思いが、マルチンに、ちょっとだけ勇気を与えてくれる。
    その勇気が、マルチンのまわりの状況をどんどん変えていってくれる。

    最後に必要なのは、やっぱり自分の勇気。
    うちの息子も、とても内気で、なかなか自分の気持ちを外に出せない子です。
    このマルチンのように、私から、「まほうの種」を手渡したい。ちょっとだけ勇気を出して、がんばって。
    マルチンとわが子をちょっと重ねあわせ、応援したいような気持ちで読みました。

    投稿日:2008/10/05

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