子どもたちに読みながら、自分がドキドキワクワクしてしまったおはなしです。
おばあちゃんが、かぎ針を探すために引き出しを開けます。中からはいろんなものが出てくる、出てくる。奥の奥まで探そうと、引き出しを開け続けると、壁をぬけて外まで出て行ってしまって・・・
自分も探し物をしているときに、「あ、こんなところにこんなものが!」と思うことがあるのですが、おばあちゃんの引き出しにもいろんな発見がありました。このひきだしは、おばあちゃんの人生そのものなのかもしれません。
『ぐりとぐら』などを描いた方の挿し絵なので、子どもたちもお馴染みの絵にとてもうれしそうでした。途中に何度も出てくる歌もまた楽しいです。