昔ばなしや伝説をもとにした再話絵本が多い、トミー・デ・パオラのオリジナル絵本で『まほうつかいのノーナさま』というシリーズです。
おもな登場人物は、まほうつかいのノーナと、ノーナの畑で働いているのっぽのアンソニー、それにパン屋の娘バンボローナです。
魔法の指環のおまじないがとても素敵!!
魔法をかけるときは
「♪ゆびわよ ゆびわ 金のゆびわ
わたしのうたを よくおきき
わたしを すてきに しておくれ
町の ダンスパーティーで
おもうぞんぶん おどれるように」で、
魔法を解くときは
「♪ゆびわよ ゆびわ 金のゆびわ
もいちど わたしのうたを よくおきき
これで ダンスは おしまいよ
ものとわたしに もどしておくれ」です。
覚えて口に出したくなりました。
ノーナの留守に魔法の指環を勝手に持ち出し、ハンサムに変身したアンソニーのポーズにウケました。
うちの娘いわく「キザ男的ポーズ」です。
ドタバタコメディーのような快活なノリで、とても楽しいお話でした。
絵もはっきりしているので、読み聞かせにもおススメです。
読み聞かせに使うなら、小学校4年生以上くらいがいいかな。