図書館の新刊コーナーに置いてあったので、上の子の朝読用に借りてきました。
上の子にはあまり意味がよくわからなかった。といわれてしまいましたが、いつかこういうアメリカ社会の弊害について、気付く日がくるといいなぁと、思いました。
後書きを読んで気付きましたが、この作品の作者は「かあさんをまつふゆ(絵本)」の方で、この作品を読んだ時も、主人公の女の子の気持ちがよく伝わってくるいい作品だと思いました。
今回のお話は、アメリカの黒人問題と『証人保護プログラム』を使ったある家族の物語をつづったものでした。
後書きで訳者のさくまゆみこさんは、『証人保護プログラム』を使って別人として生きる人たちについて、どんな苦労があるか物語の捕捉を書いてくれていました。
とても印象的で、良い作でしたので、機会がある人はぜひ読んでほしいと思います。主人公の女の子が14歳から始まるので、中学生高校生くらいのお子さんに特にお薦めします。