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いちばんあいされてるのはぼく」 みんなの声

いちばんあいされてるのはぼく 作・絵:宮西 達也
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,540
発行日:2010年09月
ISBN:9784591120422
評価スコア 4.76
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みんなの声 総数 16
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  • ティラノサウルスシリーズの最新作

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    シリーズものの絵本の金字塔とも言って差し支えない「ティラノサウルスシリーズ」の第9弾。
    私にとって、このシリーズは号泣できるかどうかが、評価のポイントとなっているくらい、レベルの高い作品群だと思っています。

    今回は、5つのアンキロサウルスの卵が割れるシーンから始まります。
    案の定、生まれでたアンキロサウルスは、目の前に立っていたティラノサウルスを自分の親だと思い込みます。

    いつものとおり、そのアンキロサウルスを食べようとする恐竜が現れます。
    その時のアンキロサウルスの行動に、ティラノサウルスは心をうたれて、恐竜をやっつけて、パパとして生きることにするという出だしです。

    大きな展開は、題名になっている「いつもあいされているのはぼく」という出来事が起こってから。
    その理由も成る程と納得できるもので、良く練られた内容です。

    最後は、お決まりのようにティラノサウルスが崖から落ちるのですが、今回は死んでいないようなので、一寸ほっとした感があります。
    いつも、ティラノサウルスが死んで、流れ星が流れ、あまりにも悲しい結末なのでたまにはこうしたエンディングも良いのではないかと思いました。

    「・・・・・
     だ、だれが そのなかで いちばんなんて、
     くれべられないんだよ・・・・・
     だ、だってな・・・・・おれは・・・・・
     おまえたち みんなの パパだからさ・・・・・」

    いつもの宮西さんの珠玉の言葉ですが、やっぱり良いです。
    是非、パパに読み聞かせして貰って、親子の絆を深めて欲しい必読の一冊としてオススメします。

    投稿日:2010/09/14

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    4
  • あたたかい愛情

    • 夢見るアリスさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子15歳、女の子13歳、男の子7歳

    ティラノサウルスは、エサにするはずだった赤ちゃん5匹を育て始めます。
    その愛情につつまれた一匹の赤ちゃんが「いちばん愛されているのはぼく」と、みんなに言ってしまいます。
    それを立証するかのような「できごと」を目の前にして、他の赤ちゃんたちはジェラシーを抱きます。
    ある日、その1匹が崖から落ちてしまいますが他の4匹は放って帰りました。
    1匹足りないことに気づいたティラノザウルスは事情を赤ちゃん達から聞いて叱りました。「できごと」にはちゃんと理由がありました。
    5匹みんなに同じ愛があることを赤ちゃん達は知ったのです。
    そして、一番愛されているのは誰なのかをティラノサウルスはちゃんとわかっていました。

    宮崎達也先生の心温まる1冊がまた増えました。
    父性愛の広さを感じます。

    投稿日:2010/09/15

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    3
  • 人間の親も困惑する問題

     “ティラノサウルス”シリーズも長いですねぇ〜。
     息子の薦めで、読み始めてから5年になります。
     こちらのシリーズは、我が家の書棚にありませんが、お気に入りのシリーズなので書店で見つけて私に知らせてくれました。
     
     この作品も不本意ながらアンキロサウルスの赤ちゃんたちに、パパと呼ばれ、子育てに奮闘するティラノサウルス。
     外敵のゴルゴザウルスから赤ちゃんたちを守るため、身を挺して戦うティラノザウルス。
     パパの劣勢に加勢する赤ちゃんたちのセリフに、読者もやられちゃいますね〜。
     さてさて、今回の主題は兄弟がえこひいきされているというもの。
     ん〜、人間の親も子どもたちの訴えに、困惑することの多い問題です。
     読み進めていくと、パパの親心が解って、ジ〜ンとします。
     えこひいきを訴えるお子さんに読んであげたくなる作品です。

     赤ちゃんたちのネーミングもお話の完結に上手に繋がっています。

    投稿日:2010/10/07

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    2
  • わかりやすい愛のお話

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子1歳

    ティラノサウルスはひょんなことから、アンキロサウルス5頭を育てることになる。一兆懸命育てるのだが、ある日、5頭のうちの1頭が、「いちばんあいされているのはぼく」と言い出す。そこから事件は始まります。
    親が子どもたちに平等に愛情をかけているつもりでも、子どもたちはそうは思っていないかもしれない。それを考えさせられるお話でした。
    この恐竜シリーズは、私はそんなに好みではないのですが、わかりやすいのか子どもは大好きです。

    投稿日:2017/05/15

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    0
  • ドキドキ

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子4歳、男の子1歳

    恐竜が大好きな4歳の息子に、
    図鑑だと、毎回「ぼくサイズの恐竜はどれ?」と聞かれ、
    答えがいまいちだと怒ったりめんどくさいので、
    自分も楽しめる絵本を借りてきて読みました。

    宮西さんのお話はどれも大切なことが込められていて好きです。

    今回の話も、
    5ひきのうちの1ぴきの子が「パパにいちばんあいされてるのはぼくだよ」と
    一瞬疑いたくなるようなことを言い、
    他の子の気持ちがわからなくもない事件が起き、
    ドキドキしながら読みました。

    親の愛って大きいですね。

    我が家も二人子どもがいますが、
    比べられないぐらいそれぞれが可愛くて、
    たまに憎たらしい時もあるけれど
    いとしい存在なんですよね。

    投稿日:2016/11/11

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    0
  • 愛がいっぱい

    • ポン太さん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子4歳、女の子2歳

    4歳の息子に図書館で借りて読んであげました。

    ティラノサウルスシリーズがお気に入りの息子。
    図書館で見つけて早速読んでみました。

    このシリーズはすでに何冊か読んでいますが、このお話しも良いですね。
    個人的に今までで一番好きなお話しでした。
    特に兄弟がいるお子さんには読んでもらいたいです。

    息子も気に入った様で何度も読んで欲しいと持ってきました。

    投稿日:2016/10/08

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    0
  • 日常でも

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、男の子6歳

    アンキロサウルスの5つのたまごが目の前で生まれます。
    そして最初に見たティラノサウルスをパパだと信じます。
    父性が芽生えて5匹を一生懸命育てます。
    その中の一匹が「いちばんあいされているのはぼく」と言い出します。
    もちろんほかの4匹は面白くないし、
    本当にそうなのだろうかと目を光らせます。
    一番に赤い実をもらうし、寝るときになめてもらっている。。。。。みな嫉妬します。
    そんな気持ちから事件が起きて、
    結局、パパはみんなのことが同じに大好きだったということがわかります。
    絵本の中だけでなく、日常にもこの誤解はあり、
    兄弟間やクラスの中でもあるでしょう。
    親たちは「同じ」だということをあえて言わないこともあるでしょうし、
    一人一人に「愛している」ということを面と向かって伝えていないことも
    そんな誤解や勘違いにつながってしまうのではと思い
    自らの子供達への向き合い方を考え直しました。
    良いきっかけをもらった絵本です。

    投稿日:2015/10/19

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  • 今回もまんまと宮西先生の術中にはまりました。

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子2歳、男の子0歳

    泣けるポイントは多々あるんですけれども、それぞれの子供がどんな実が好きか聞かせているページでぽろぽろと泣けて来ました。この本を手にとって読んだお父さんが皆タイトルと同じ事を感じているかも知れませんね。我が家はそうでした。

    投稿日:2014/10/29

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  • 父と子の愛!

    • お豆腐さん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子7歳

    ティラノサウルスのシリーズはどれもメッセージ性が強く泣かされますが、今回も、胸が熱くなりました。

    よそから見たら、理解できなくても、ちゃんと親にはその行動をする理由があるんだと思わされることが、日常にはけっこうあります。特に親になってから、そう感じることが多いです。
    この絵本のティラノサウルスもそうだと思います。深い愛情を感じる絵本です。

    投稿日:2014/07/18

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  • せつない・・

    息子が好きなシリーズ。
    やっぱり最後は切なく終わるのだけど、この絵本の切ないところは、最後にって、初めて自分がどれほど幸せだったかということに気づくところです。
    いつもある幸せ・・自分死ぬ時に、はじめて気付く。あぁ、自分は、こんなにも愛されていたんだね。

    私も、日々あることがどれほど幸せだろうかと、たまには考えよう、と思えた1冊でした。

    投稿日:2012/05/31

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