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かあさんあひるのたび」 みんなの声

かあさんあひるのたび 作・絵:エリック・バトゥー
訳:広松 由希子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2010/08/25
ISBN:9784062830492
評価スコア 4.47
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みんなの声 総数 14
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  • 居場所探し・・・?

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    絵本ナビのレビューを見て図書館で借りてきました
    我が子の個性をどう生かせることが出来るか、母親の役割は大きいのかな・・・なんてことを考えながらこの絵本を読みました
    でもそれだけではありませんでしたね
    自分ひとりになっても自分の最適な居場所を求め続ける姿は、ある意味子育てが一段落した後の、自分を見つめなおす姿にも重なります
    後継者との再会、そしてまた旅立つ・・・・
    余生を楽しむという表現の仕方が正しいかはわかりませんが、かあさんあひるの最後の行動はそんな風に感じました

    投稿日:2010/11/28

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  • ひとり旅立つ

    ニュアンスのある色で描かれた大らかな背景と、こまやかに描かれたアヒルたち。6羽の子どもたちと、旅に出たかあさんアヒル。子どもたちは、じぶんの住むところをつぎつぎに見つけて、えらいですね。親離れ、子離れがみごとだなと思いました。たくさんの孫たちにかこまれも、またひとり旅立つかあさんアヒル、、。おしゃれな絵とこなれた翻訳文、大人におススメ絵本です

    投稿日:2020/11/18

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  • 家族は一緒

    このお話は、子供たちと暮らしていた母さんあひるが新しく住む場所を探して家族で旅に出るお話でした。旅の途中で、一羽、また一羽とそれぞれが気に入った場所に腰を据えていったのですが、時がたったある日、子供たちは自分たちの作った家族を連れておかあさんのもとに大集合!家族っていいですね!

    投稿日:2015/12/09

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  • 自分の人生

    「にもつを まとめて、たびに でよう。
    どこかに きっと もっと ずっと 
    すてきな ばしょが あるはずだもの。」
    そういって、かあさんあひるはこどもたちを連れて
    旅に出ます。
    旅の途中で一羽、また一羽と自分が気に入った場所を
    みつけ、みんなから離れて行きます。
    かあさんあひるは、といえば、そのどの子とも一緒には
    暮らさず、最後に自分の居場所をみつけます。
    大人になった子ども達がやってきて、しばし一緒に
    暮らしても、また、自分だけの居場所へと旅立ってしまいます。
    すごいなあ・・って思いました。
    自立心というのか、独立心というのか。
    かあさんあひるにはしっかり「自分」があるのですね。

    私も結婚する前はずっとひとりで楽しく生きていく自信がある。
    なんて思っていましたけれど、結婚して子どもが自分の人生の
    中に登場してしまった今、この先、ひとりで楽しく生きていかれる
    かしら?などと思うようになってしまいました。
    娘には「ずうっとママと一緒にいようね。結婚しても一緒に
    いようね」などと言ってしまう始末(恥)。
    かあさんあひるのしっかりさをちょっとは見習わないといけないなあ。

    娘は、といえば、そんなめんどくさいことはこれっぽっちも
    考えず、「ひょこ ひょこ ひょこ ひょこ ひょこ ひょこ」
    の言葉に大喜びしていました。まだまだ小さな子どもで、安心(笑)。

    投稿日:2012/09/03

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  • お母さんの生き方

    淡々としたお話で、お母さんの生き方にドライさを感じる作品です。
    住み慣れた池を後にして、五羽の子どもたちを連れて新しい居場所を探しに出かけた母さんアヒル。
    途中で順番に子どもたちは自分の居場所を見つけて居残ります。
    子どもの自立というには、お母さんはあっさりと残った子どもたちをつれてさらに、居場所を探し続けます。
    一羽ずつ独立していき、最後に自分だけになったお母さんアヒル。
    生き方がドライです。
    自分がたどり着いたのは海。
    一羽で生活して年が過ぎたとき、子どもたちが自分の家族を連れて集まってきました。
    物語がここで終われば納得できるのですが、お母さんアヒルは子どもたちを残して、また昔の池に一羽で戻るのです。
    今度はほんとに自分だけ。
    子どもの数だけ水連の花が咲きました。
    この生き方にとても強いお母さん像を感じました。

    投稿日:2011/11/13

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  • 母親の人生

    子沢山のかあさんアヒル。
    やがて、子供達はそれぞれ自分に合った場所を見つけて、独り立ちをしていきます。それも、読んでいるこちらが驚くほどアッサリと。
    一羽になったかあさんアヒルですが、もっといい場所を求めて進みます。
    やがて、海で過ごしていたかあさんアヒルのもとへ、子供達が家族を連れて会いにきました。なんて、幸せな再会でしょう。

    と、ここまででも、充分ハッピーエンドだと思ったのですが、お話はもう少し続きます。

    かあさんアヒルは、空を飛び続けて、懐かしい小さな池に戻ります。


    子供の独り立ちと子離れが、こんなふうに行えたらいいなと思えました。
    そして、一人になっても、前向きに生き生きと過ごすことが理想と考えています。

    現実としては、まだまだ手のかかる子供が二人・・・
    かあさんアヒルのようになる日は、まだ遠そうです。

    投稿日:2011/09/18

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  • 真っ赤な見開きと 最後のページが 印象的です
    たまごが 6つ雛のかえる様子が 上手く表現されているな〜
    エリック・バトゥー氏はすごくセンスあるな〜
    お母さんアヒルは 毎日睡蓮の周りをぐるぐる泳ぐだけの生活から 旅に出て 「きっと もっと ずっと すてきな ばしょが あるはずだもの。」と求め 6わのアヒルを連れて行くのです
    なかなか 潔いお母さんです
    ひょこ ひょこ あるく アヒルたちが 愛らしいですね
    そして 子供たちは 一羽ずつ 自分の居場所を見つけてみんなから離れていくのです
    「そうかい。それじゃあ、 げんきでね。」とお母さんは子供を信じて送り出すところが いいお母さんだな〜
    こんなに 潔くても 母は母ですから 子供のしあわせを願っているのも分かります
    それと お母さんあひる自信の生き方が 夢を求めているのです
    前にいた 睡蓮の池を懐かしんで 空を飛んでいる絵は お母さんの決断力をかんじますね〜
    「わたしの いけ!」
    なんと 睡蓮は 子供のかずだけ 咲いていたなんて  ロマンにあふれた 
    しめくくりですね〜

    なかなか 深〜い 絵本です。 
    大人の親の立場から見た絵本のように思えましたが・・・・

    絵がきれいで 色鮮やかで 見応えがありますよ!

    投稿日:2011/06/18

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  • 子離れ

    あひるのかあさんのように子離れしなければと思いました。いつまでたっても本当は子離れしてない私であるような気がします。6人の子供たちが自分の居場所をみつけた時に夫々の子供に的確のアドバイスをして精一杯の言葉をかけられるあひるのかあさんは立派だと思いました。かあさんあひるが海を見つけた時に言った言葉が本音だと思いました。
    「ああ。あのこたちも ここに いたら、いっしょに ばちゃばちゃ
    できたのに。」かあさんあひるが、ため息をついたのがやっぱり、6人の子供たちと一緒に暮らしたいのだと思いました。「・・・・・なんて、きれい。」子供たちに見せたかったのだと思いました。子育て中は無我夢中になっている内に忙しく終わってしまったと思います。子供とはその時その時をもっとゆとりを持って接しなかったのを悔やんでおります。いつまでも小さな子供ではないとわかっているのですが、子供のことが気になってしまいます。かあさんあひるに孫たちが出来て今が一番幸せなのかも知れません・・・・・   その時、その時を楽しんでいけたらいいなあって思っております。かあさんあひるは、孫達に逢えて本当に幸せだと思いました。

    投稿日:2011/06/12

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  • こどもよりも、おかあさん方へ。

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子10歳

    スイレンの花の咲く小さな池に、
    かあさんあひると6羽のこどもが住んでいました。
    ある日、かあさんあひるは思いました。
    「どこかに、もっとずっと 素敵な場所があるはず。」

    こうして、かあさんあひるは、荷物を持って、6羽のこどもたちを引き連れて、
    ひょこひょこと歩いて旅に出ました。

    それぞれが荷物を持ち、かあさんあひるを先頭に一列になって歩く姿は、
    とても可愛いと思いました。

    旅の途中、こどもたちは、それぞれの自分の居場所を見つけます。

    こどもたちいっぴきいっぴき、個性があるように、
    かあさんあひるが、それぞれに掛ける言葉が印象的でした。

    ついに、かあさんあひるも、自分の居場所を見つけます。
    いくつもの季節が流れた後、
    なんと、こどもたちが、奥さんや旦那さん、孫を引き連れてやってくるのです。

    その時のかあさんあひるは、幸せだったに違いない。
    素敵だな〜と感慨深く浸っていると・・・
    最後のかあさんあひるのとった行動は、意外なものでした。

    正直、「え〜!」って思いました。
    なんだろう…。いろいろ考えてしまいました。
    本当にこれで良かったのかな?
    やはり、ふるさとは、忘れられないところなのかもしれない。
    ふるさとが、一番いいのかもしれない。
    それにしても・・・
    みなさん、考え方も育った環境も違うので、それぞれがそれぞれに感じることがあれば
    それはそれでいいのかもしれない。

    娘に読み聞かせをしましたが、とくにお母さん方に読んでもらいたい絵本です。

    私は、結構エリック・バトゥーさんの作品は好きです。
    独特な色彩感覚の持ち主だと思います。
    見返しから、強烈な赤!なかなか真似できない配色だと思います。

    投稿日:2011/04/11

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  • 子どもたちの自立をちゃんと受け止める親

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    お薦めの対象の所に「小学生からすべての母親へ」と、書いてありますが、まさにそんな感じ!
    どちらかというと、子どもたちよりも、《子離れできていない母親》にお薦めしたい作品かな?
    (もっとも、子離れできないと自認している母は少ないですよね?)

    作品自体は、かわいらしいキャラクター(アヒルたち)と個性的な背景の色合いが魅力的で、文章はさらりとしていてくどくはなく、大変読みやすい絵本です。
    この絵本の母アヒルのように、子どもたちの自立をちゃんと受け止められる親になりたいなぁと、思います。

    投稿日:2011/01/09

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