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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

フリードリヒばあさん」 みんなの声

フリードリヒばあさん 作:ハインツ・ヤーニッシュ
絵:ヘルガ・バンシュ
訳:関口 裕昭
出版社:光村教育図書 光村教育図書の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2010年08月
ISBN:9784895728157
評価スコア 4.36
評価ランキング 14,891
みんなの声 総数 10
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  • さぞや楽しい思いを馳せて聞いて・・・

     主人公の男の子が語る、お隣に住む91歳のフリードリヒばあさん。
     全てを見通す千里眼に、さすが人生を長く歩いてきた人だものね〜、と納得。
     次ページから、???
     スゴーイ!おばあさんとは思えない行動力、そしてパワー。
     現実的なお話も、彼女は一体何者?魔女?と思っちゃうお話にも惹きつけられました。
     
     終盤このお話の概要が見えてくると、涙が出ました。
     素敵な男の子です。
     枕元で語ってくれる彼のお話に、おばあさんはさぞや楽しい思いを馳せて聞いていたことでしょう。

     お年寄りと同居世帯が少ない昨今、こんな優しく可愛い語り部の友人がたびたび訪問してくれることだけでも、フリードリヒばあさんは幸せでしょうね。

     迫力と味のある色合いの絵が気に入りました。
     ははは、満員バスのページの、みんなの表情がとっても好きです。
     笑顔は良いですね〜。
     子どもは、みんなの笑顔も好きなんですよね。

    投稿日:2010/10/05

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  • おばあさんと孫の心の交流が秀逸

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    面白いドイツの絵本を発掘して翻訳している関口 裕昭さん訳の絵本だったので読んでみました。
    関口さんの訳で、「うんちしたのはだれよ」「ちょっと まって、きつねさん」がお気に入りです。

    お話は、フリードリヒばあさんと孫のぼくとの交流が中心です。
    フリードリヒばあさんは、ぼくの家の隣に一人で住んでいる91歳のおばあさんという設定。
    前半は、フリードリヒばあさんが、凄い能力を持っているという展開なのですが、実は、それは、ぼくがばあさんに語った空想物語であることが分かります。

    何とも言えない心の交流がたまらなく良い作品です。
    派手さはないし、一寸展開が分かり難い側面もあって、読み聞かせの対象が難しいところ。
    小学校低学年が、自分でじっくり理解しながら読む方が適しているかも知れません。
    読めば読むほど考えさせられる、味わい深い作品なので是非一読をオススメします。
    関口さんの今後のドイツの絵本の発掘にますます期待したくなりました。

    投稿日:2010/09/14

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  • 完全大人向き

    結末がはっきり書かれてないところは、完全に大人向きと思います。詩のような言葉のリズムで、フリードリヒばあさんのことが、語られていきます。現実にはいない妖精のように。とても魅力的です。絵も好きです。大人が手元に置いておきたい絵本です。

    投稿日:2019/12/17

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  • 「フリードリヒばあさんはすべてを見通す目をもっています」とか、「フリードリヒばあさんは探偵のような人です」など、1ページめくるごとにフリードリヒばあさんがどんな人であるかが紹介されます。一見、つながりが全くないのですが、読み進めていくうちに、そういうことだったのかと納得できる面白さがありました。本当のフリードリヒばあさんはどれなのか、想像が膨らみました。

    投稿日:2017/10/14

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  • 91歳になっても、孫が傍に来て話しかけてくれるのがどんなに嬉しいことかフリードリヒばあさんはとても幸せに思って感謝していると思いました。寝たきりになったのならなおさら嬉しいことだと思いました。孫の気持ちが優しくフリードリヒばあさんも退屈しないで楽しい日々を過ごせていると思いました。

    投稿日:2017/09/24

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  • 物語は生きる力

    バイタリティあふれる素敵なおばあさんの絵本だと思って
    読み始めたのですが、そうではなかったことに気づいて
    しんみりしてしまいました。絵本を選ぶ時に「こういうお話だから」
    とあらすじを知って読むことがあまりないので、途中で気づいて
    しんまりしてしまうことも結構あり、困ります(寂)。ちびっこの
    前で泣くわけにもいかないし(以前、泣いてしまったら娘が動揺し
    なぐさめようとしたから、もう泣かないことにしようと決めている
    のです)。

    物語は生きる力になりますよね。
    物語を紡いできかせてくれる「ぼく」は、フリードリヒばあさんに
    とって、どんなに素晴らしい孫であることか!
    私は、自分をかわいがってくれたおばあちゃんが歳をとってしまった
    時に、こんな風に接することができなかったので、そんな自分を情け
    なくも思いながら読みました。ああ、どうか娘は自分のじいじやばあば
    に対して優しくて頼りになる孫でありますように。

    投稿日:2012/03/06

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  • ユーモアで交流

    前半、フリードリヒばあさんは、スーパーおばあちゃんか!?とも思いましたが、これは、少年の作った物語でした。
    嘘とは違いますよね。
    温かいユーモアで、おばあさんを元気付けてあげていたのだと思います。
    高齢化社会では、こんな気持ちを忘れてはなりませんね。

    子供はもちろん、介護に直面する大人にも、ぜひ。

    投稿日:2012/02/05

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  • 尊敬の心

    自分も小さい頃、おばあちゃんやおじいちゃんとこんな気持ちで接していたのかもしれないと思いました。長く生きるということがどんな意味を持っているのか、子供には分かりにくいかもしれません。でも、おばあちゃんを魔女やスーパーマンのように感じている男の子は、いっぱいいるのかなと思いました。おばあちゃんの武勇伝は、寝たきりになっても続いているんだよっていう男の子の願いが伝わってきます。いつまでもかっこいいおばあちゃんでいて欲しい・・・自慢のおばあちゃんですね。

    投稿日:2011/12/05

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  • 痛快はおばあちゃん。であって欲しい…。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    表紙の絵がとても楽しそうだったので、図書館で借りてきました。
    高齢なおばあちゃんと「ぼく」との楽しい会話が続き、
    ちょっと暗い常任離れしてたって、このくらいスーパーなおばあちゃんの方が楽しいと思っていたのに…。
    前半部分のお話はすべて「ぼく」の勝手な想像で、
    「じつは…」からのくだりが私には少し重くて、悲しかったです。

    実は「動けなくてベッドに寝たきりのおばあちゃん」であったとしても、そこはあえて文章として残してほしくなかったなぁ。

    イラストのヘルガ・バンシュさんが、とても弾けている痛快なフリードリヒばあさんを描いてくれています。
    読んであげるなら、4〜5歳くらいから。学校などの読み聞かせに使うなら中学生でもOKかな。と、思います。
    今は、高齢化社会ですから、こういうおばあちゃんとの触れ合いの物語に触れておいて損はありません。

    投稿日:2010/11/15

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  • はてしないものがたりはつづく・・・

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子18歳

    何でも出来ること
    何でも出来てほしいということ

    それが、ごっちゃになっているのかな?

    おばあちゃんの存在と
    ぼくの接し方にだんだん気付いてくると
    表現の仕方が
    訳仕方のせいか
    謎がかってきます

    見開きに、こげ茶色の素敵な昔の写真が
    飾られています

    おばちゃんの歴史が垣間見れます
    おばあちゃんの人生を
    この「ぼく」は大切にしてくれているように思いました

    はてしないものがたりはつづく・・・
    「そして・・・」の後、その人の感性に委ねられているように
    思われます

    投稿日:2010/10/20

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