新刊コーナーで見つけたのですが、「あれ?ドロシー・マリノ?、まさきるりこさん訳だ」ということで手にしました。
絵の感じも内容的にもクラシカルな感じなのに新刊ということに驚いたのですが、未邦訳なものだったのでしょうか。
毛布、タオルは子どもがずっと持ち続ける必須アイテムみたいなところがありますね。
『ジェインのもうふ』にも通じるところがあると思います。
男の子版なので離れ方はちょっと違う気もしましたが。
毛布にもタオルに執着心がなかった息子ですが、このお話には惹かれるところがあったようで、事のなりゆきをじっと見守っていました。
私としてはここまで集中して聞くとは思わなかったので意外な反応でした。
子どもの心の成長過程が丁寧に描かれている絵本だと思います。