自由気ままな魔女になりたい娘ローズマリーと彼女を上品で優雅に育てたい妖精ママのお話。家出をしてまで夢を叶えるローズマリーと寂しさに耐えながらそっと見守るママ。最後には二人とも魔女と妖精のすばらしさを確認できました。
ローズマリーの意思の強さも感心しましたが、反対しながらも、じっと見守るママにさらに感心。現実、我が家でも娘がそろそろ進路を考える時期にさしかかっており、何かと口を出したくなる私は、この本を読みながら、私ならどこまで我慢ができるだろうと物語に入り込んでしまいました。
子供に過大な期待を抱いたり、先入観で物事を判断してはいけない、時には自分が子供に近づいていく事など教えられることがたくさんありました。実際、お話通りにはならない事もあるけれど、時々この本を思い出して子供の意見に耳を傾けたいって思いました。