「あそぼう」 みんなの声

仲間はずれというか、意地悪というか、

そういうことされるとなかなか相手を受け入れる

ことができないものだと思います。

でも子供は違うんでしょうか・・。

散々いやな思いをしたのに、その相手と

いっしょにあそぼうとよく言えたものです。

このお話はある意味優しいとも言えますが、

意地悪な動物たちの反面教師として

受け止めるのもいいと思います。

大人の自分は楽しんだのですが（ペンギンが小さい穴から
一匹かと思いきやぞろぞろ出てくるところとか）
動物たちの表情もとぼけたりしていてかわいらしいのですが、
うちの娘にははまらずなぜ？という感じでした。
読み聞かせ方がうまくないのかな・・・。

宮尾　怜衣さんのかわいい絵が気に入っています。
「おーい」「あそぼう」以外言葉はないのですが、絵を見ながら子どもにたくさんお話をしながら読めて（私も）飽きません。想像が広がる絵本です。
子どもがお話できるようななったら、この本を見てどんなお話を考えてくれるか楽しみです。
最後の「おち」もとても面白いです！

この絵本は、はじめに「おーい」と書かれているだけで、あとは絵だけです。
子供と一緒にいろんな呼びかけで、動物たちを呼びます。
　
「いっしょにあそぼー！」
「ゆきがふってきたよー！」
「パパと何してたの？」・・・など。

うさぎのところでは、１羽だけ髭が無いことや、初め顔を出していたのはどのペンギンだ？　　など、子供たちは、いろいろな発想で、私に説明してくれます。

文がなくても、こんなに楽しめるなんて、びっくりしました。

穴に向かって”おーい”と呼ぶと、次のページでは穴の中から、動物がでてきます。

はじめは穴１つ。次のページは穴二つ・・・・。
小さいうちは、お母さんが”おーい”と呼ぶだけですが、
２歳にもなれば、子どもが自分で”おーい”と呼ぶし、何がでてくるか言うこともできるし、親の”穴が何個ある？”なんて問いにも答えられます。

息の長い絵本かな。

ことばがひろがるあかちゃん絵本という副題がついてます。
。「おーい」と声をかけると、穴の中からやクマやウサギたちが「あそぼう！」と出てきます。恐竜も登場するところがユニークです。赤ちゃんといっしょに、絵から想像をふくらませ、問いかけることによって、赤ちゃんのことばを広げようというねらいがあるようです。厚い紙の絵本なので、０歳からの赤ちゃんにも安心して見せてあげれます。