日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)
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日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
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何度も読み返してしまいました。 戦争で日本人が自由に行き交いできなくなった島で、どんなことが起こっていたのか、単にノスタルジーではなく、キツネの境遇として描かれたこの物語の中に、いろんなものが感じられたからです。 溺れそうになった子ギツネを助けた漁民が、30年後に島の近くを通って呟いた事が全てでしょうか? ある時は友好関係に、ある時は毛皮を狙われる敵対関係に、そして、黒い人影が訪れて関係対象が変わってしまいました。 キツネたちにとってはとても切ない話ですが、日本人にとっても切ない話です。
投稿日:2019/08/30
切なくて悲しくて可哀そうで涙が止まらない絵本です。 厳しい北の国で生きていくのに、子供の為に厳しく躾ける母親の愛情が ひしひしと伝わり涙が止まりませんでした。 父親、母親も我が子を守るのに必死で生きています。 人間に良い人たちもいれば、悪い人たちもいて、我が子に教えれなかっ たことに後悔しているかと思うと悲しくなります。 毛皮になった子狐におっぱいをあてがってみる姿には、涙が止まりませ ん。アカコの幸せに成長した姿を見ることが出来て、大きなお腹をした アカコをみることが出来てよかったと思いたいです。 アカコの家族が、幸せに生きていって欲しいと願います。 アカコを助けた猟師たちがチロヌップに帰ってきて、かあさん狐の怒り が少しでも和らいでくれたらと思いました。 切なくて悲しくて涙が止まらない絵本でした。
投稿日:2010/07/02
以前にも同主人公が登場する絵本を読んだことがあり、親近感が沸いたのでこの絵本を選びました。自分の命の危険も帰省みずに小さな狐を助ける姿に感動しました。様々な営利目的のために家族をバラバラにしてしまう事の酷さを感じられる絵本でした。母が子を思う気持ちの強さに感動しました。母狐の目の描き方が極上でした。
「チロヌップのきつね」を読んで、この絵本も読みたいと思って購入しました。 人間がおこした戦争に、のどかな島で平和に暮らすきつねの親子が巻き込まれていく、悲しいお話です。 大人になって、自分に子供ができて、改めて読むと、きつねのお母さんやお父さんの気持ちが伝わってきて、さらに胸が痛くなりました。 2歳の息子が、もうすこし大きくなって、戦争とはどんなものかを説明できるようになったら読んで聞かせたいと思っています
投稿日:2007/08/10
北の海の島 チロヌップ アイヌ語で、きつねと言う意味だそうです。 きつねの親子たちは、厳しい自然の中で、身を寄せ合い生きている。親子の絆は、人間も、きつねも一緒です。 海の波に飲み込まれた、きつねを我が身の危険を顧みず飛び込み助けてあげた、漁師たち、優しさにほっとします。 リボンまでむすんであげてね。 しかし、兵隊達が、島に来たため・・・漁師達は、本土に帰ってしまったのです。なんだかいやな予感・・・ やっぱり、きつねをねらい殺して、毛皮をとるのです。 人間のしわざです。 きつねの、お父さんの、子を思う気持ち、すごいです! そして、お母さんの、強さ! わなにかかり自分の足を食いちぎる。 子ギツネの所へもどるため、 そして、子ギツネの成長を喜ぶ。 母の愛情の深さに、感動しました。 自分の命を、捨てても、子をまもろうとして・・・ 悲しいですが、心に残るお話です。
投稿日:2006/08/27
小さい頃、母が読んでくれた本です。母はいつも涙で声を詰まらせながら、それでも一生懸命読んでくれました。私も幼いながらに心をギュッとされるような・・うまく言い表せないけど伝わるものがありました。悲しい話だけど子供に伝えたい本です。娘にも読んだことがありますが、まだちょっと早かったようです。本よりも泣いてるママばかり見ていましたから。もう少し大きくなったら是非読んであげたいです。
投稿日:2006/05/01
とても悲しいお話です・・・ 子どもを思う親の気持ちに、感情が入ります。 また、戦争の悲惨さも、直接的ではないですが、ひしひしと伝わります。 子どもには、ぜひ、読んであげたい本です。
投稿日:2006/03/08
昔(中学生の頃?)見た、「キタキツネ物語」という映画を思い出しました。 北の海に浮かぶチロヌップという島で、おぼれた子ギツネ(アカコ)を助けた3人の漁師(のっぽ、ずんぐり、ひげづら)と、キツネの親子(とうさん、かあさん、アカコ、キスケ、アオタ)との交流が始まる。 でも、時は終戦間近。本土に帰ってしまった漁師たちに替わって、島に来たのは、おそろしい兵隊たち。 何も知らずに小屋に近づいた、3びきの子ギツネたちはつかまってしまう。たすけに行ったとうさんギツネは、何とかアカコだけは助けるが、自分が撃たれて殺されてしまう。 かあさんぎつねが探しに行くと・・・? 優しい漁師たちと、恐ろしい兵隊たち、同じ人間でもこんなに違うものかと、新見南吉さんの「手ぶくろを買いに」で、お母さん狐が最後につぶやいた「ほんとうに人間はいいものかしら。」の言葉が鮮明に浮かんできます。 悲しいお話と、キツネと虹以外は白黒の美しい絵がみごとに調和して、心に響きます。 長男も長女も「五つ星にしてね。」というくらい、感動したようです。 長いので、小学生以上かな。
投稿日:2003/07/01
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