雨の日が楽しくなるようなお話です。
女の子が、黄色いカッパに黒いおおきな傘をさして出かけます。
あめ あめ あれれ?
うたっているよ
かさのうえで シャル シャル シャル
みちのうえで シャル シャル シャル
あめ あめ あれれ?
はねてる はねてる ピッポ ピッポ ピッポ
はねているのは カエルさん?
おどっていたのは クラゲさん?
雨の中を散歩しているとカエルやクラゲ、ペンギンなどいろんな生き物がでてきて、とても楽しいファンタジーの世界が広がっていきます。
雨が上がって、虹が出て、ペンギンさんもクジラさんも帰って行きます。
そして、女の子はおとうさんに会います。
そう、女の子はおとうさんを迎えに行っていたのですね。
そのひと時の間、女の子はなんて素敵な体験をしたのでしょう。
とっても、うらやましい。
最後に、裏表紙では二人仲良く帰る姿がほほえましいので、最後まで楽しんでください。
娘はあまり好きではないお話だったみたいですが、雨音の擬音の表現の仕方とか、そこから想像する生き物とか楽しくて、創造性豊かで私は大好きなファンタジーなので、★5つにしました。