仲良しのともだちがいるってほんとに幸せなことだなあ…って、改めて思いました。
南の海で迷子になってひとりぼっちだったところを保護されたジュゴンのセレナ。
水族館で、飼育係のおにいさんに見守られ、大きくなります。
いちばんの仲良しのアオウミガメのカメキチくんといつも一緒。
もうひとりぼっちじゃなくなったねって思ったところで、カメキチくんがひっこしすることになり、どんどん元気がなくなっていくセレナ…
読んでいて、せつなくなります。
2年生のクラスでよみきかせをしましたが、子どもたちも心配そうな顔で、続きをじっと聞いていました。
飼育係のおにいさんが気づいてくれてほんとうによかった!
みんなでほっとしました。
「本当にあったお話だよ」と、はじめに言っていたので、最後のページのセレナとカメキチくんの写真を見せたら、ちょっとコーフン気味に喜んでくれました。
子どもたちのうれしそうな顔を見て、私も幸せな気持ちになりました。