センダックはマザーグースの詩の絵本シリーズ(といってもいいほど、センダックはマザーグースの詩をよく絵本にしています)。
翻訳の神宮輝夫さんの名前がひらがなで書かれています。こう表記すると、とても高名な翻訳家の神宮さんの名前がかわいらしく見えるのが不思議です。
もともとが「詩」なので、文章は短いですが、そこから描かれているセンダックの世界が大きく広がっているので、意外とページ数があります。
弱者や貧困、不条理などが描かれているので、読み手、聞き手によって、ここから伝わる受け取り方は変わりそうです。
どちらかといえば、高学年以上のお子さんたちにお薦めしたいです。
「マザーグースの詩」の絵本の一つとしてブックトークなどで紹介するのがいいかもしれません。