絵がとっても淡い色を大切に描いている優しい色合いの絵本でした。
何と作者はこの本がデビュー作で女性。ということしかわかっていないようです。
絵はポーランド人のヨゼフ・ウィルコンさん。
そしてこの絵本は1965年に一度「ミンケパットさんと小鳥たち」というタイトルで一度日本で出版されていました。
この絵本の紹介は「安曇野ちひろ美術館館長」である松本猛さんが書かれています。
そして、この美術館にはウィルコンさんの絵がたくさん所蔵されているそうです。いわさきちひろさんは、ウィルコンさんの絵が好きだったようです。
何となく「いわさきちひろ」さんと絵のタッチが似てます。惹かれ合うものがあるのかもしれません。
この作品は音楽に携わっている人には特に伝わってくるものがあるかもしれません。
鳥好きの人、音楽を聴くのが好きな人、演奏するのが好きな人などにもお薦めな作品です。子どもたちに読むなら小学校の高学年以上のお子さんたちに。