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ねこのくにのおきゃくさま」 みんなの声

ねこのくにのおきゃくさま 作:シビル・ウェッタシンハ
訳:松岡 享子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:1996年04月
ISBN:9784834013641
評価スコア 4.5
評価ランキング 7,583
みんなの声 総数 23
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  • お面って気になります

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    3年生のおはなし会で読みました。
    5クラスあったのですが、どのクラスでもお面の下の正体に興味津々。
    早くから分かって、周りの子達に言いたくてたまらない子もいました。
    大人が思うよりずっと楽しんでくれて嬉しかったです。

    正体が分かってから、王さまが啖呵を切るところを、一番の山場と考えていましたが、
    子どもにとって、正体が分かるまでが山場で、その後は興味が半減するようでした。
    大人の思いを押し付けないように読むことが大事だと思った本です。

    投稿日:2009/02/06

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  • 猫の王様の誇りが素晴らしい

    1歳娘がたまたま図書館で気に入ったのか?棚から持ってきた一冊です。6歳娘が読んで、と持ってきたのですが、「お客様」の正体がだれかドキドキしながら読みました。魚?、いや、魚は踊らないよね…と思っていたら、猫が大好きな?!正体がわかっても、きちんと約束を守った王様と猫の国の人々にあっぱれ!をあげたかったです。

    投稿日:2023/02/06

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  • 仮面の正体は〜??

    これは!興味津々になるお話ですね。
    ねこの国のお話ですが、仮面をかぶった二人の正体が一体何なのか、読み手はとても気になる絵本です。
    スリランカ の絵本らしく、どこか異国を感じさせるイラストも、また魅力的に思いました。

    投稿日:2020/03/10

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  • 勇敢な客人たち

    ねこの国を訪れた客人たちの招待を明かしたら、間違いなくネタバレになるのですが、予想できないお話です。
    ねこたちのよだれが出そうになるくらい好物が、何のためにねこの国を訪れたのでしょう。
    これは外交の感覚です。
    どちらにしてもこれで友好関係を築きました。
    侵略は無いのでしょうか?
    ねこたちに野性味を感じないところにまったりしました。

    投稿日:2019/09/20

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  • スリランカのお話
    今ちょうど ニュースでスリランカに爆弾テロの事件がありちょっと複雑です

    ねこの国では よく働くけれども 楽しみ方を知らない人々

    ところがお面をかぶった人が現れ みんなに踊り野音楽の楽しみを届けてくれたのです

    その お面の人の正体は なんと ネズミだったとは

    ねこはネズミを食べるのですが この国の王様は 二人を歓迎して お面を博物館に飾る 

    ねこと友人になれたとは おもしろいお話です

    やはり 人間も 楽しみがなければね!

    人生一度きり みんな それぞれに しっかり働いて 楽しみなさいよと教えられたようです

    投稿日:2019/04/23

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  • 楽しむことは、必要です♪

    ねこのくにのひとたちは、みな働き者でした。働くことは勿論大事なことですが、楽しむことも必要だと思いました。勤勉で努力家が多いとは思いますが、仕事以外に楽しみがあったらいいなあと私もいつも思って過ごしてます。仮面を被った正体は、ねずみだろうなあと想像してました。
    王様が約束を守ったことに、さすが王様だなあと思いました。働くことだけではなく、楽しむことは、必要だと思いました♪ただ、絵が、お面の絵やねこたちの絵が私好みでは、なかったのが残念でした。

    投稿日:2018/07/17

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  • 「きつねのホイティ」の作者です。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子20歳、女の子16歳

    スリランカの絵本作家さんの作品です。
    色彩とか、登場するお客の踊りとか、服装とかにお国柄がよく出ています。
    後書きを読んでわかりましたが、「きつねのホイティ」の作者でした。
    言われてみると色合いとか筆遣いで「なるほど」と思いますが、本書のほうがややマンガチックなキャラクターなので、すぐには気づきませんでした。
    かなり動きのある絵なので、つい人物(ねこやねずみ)に目がいきがちですが、ねずみたちの乗ってきた船や広場に描かれている草花、衣装など、読者を惹きつける個性を感じます。

    物語そのものはとても単純で、起承転結がはっきりわかりますし、松岡享子さんの翻訳なので、語られる日本語の言葉も声に出して読んでみるととても響きがいいです。
    4,5歳くらいから小学校低学年くらいのお子さんたちにいかがでしょうか?

    投稿日:2016/04/11

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  • おきゃくさま!

    表紙の絵をみてしばらく敬遠していましたが、読んでみてると、がらっとイメージが違いました。

    まじめにはたらくことは知っていて不自由のない生活だけれど、とても幸せというには、なにかが足りない暮らしを送るねこのくにの住人たち。そこへ音楽と踊りの異文化を持ち込んだおきゃくさま。この「さま」がついてるのがねこたちの気持ちを表してます。ねこたちに、たのしいという感情を芽生えさせてくれます。

    人によっては、人生への意識を変えてしまうくらいの内容だと思う。かくいう私も、まじめという無難な道具を大事に使ってほぼ全ての時間を過ごし、たのしいという感情をどれだけ知っているか・・・どきっとする内容でした。

    おきゃくさまが、ねこたちを惹きつける力にも目を見張るものがある。みているだけで気持ちがよくなるような感動的なレベルの音楽と踊りだからこそ、ねこたちの気持ちを振り向かせられた。そんな感動めったにあるはずがない!ので、これは、この本を読んでねこたちと一緒に感動してしまおう、と思います。

    すこし気持ちをほぐして、ゆったりと楽しむ気持ちを味わいたくなりました。

    投稿日:2015/12/18

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  • 楽しむことの大切さ

    同じ作者の『きつねのホイティ』や『かさどろぼう』が大好きなので、こちらも読むのが楽しみでした。
    踊りや音楽のないねこのくにに、あるとき、お面をつけた2人組のおきゃくさまが船でやってきます。彼らに導かれるように、働くことだけでなく、踊ったり歌ったりして楽しむことを知り、ねこたちはいっそう幸せに暮らせるようになります。
    楽しむことの大切さを再確認できる絵本で、大人にも気づきがありました。
    子どもたちは、2人組のお客様の正体が分かると、予想が当たったからか大喜びしていました。
    前出の2冊同様、この絵本も大勢への読み聞かせにも向いていると思います。

    投稿日:2014/11/11

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  • 楽しい人生を

    娘が学校の図書館から借りてきました。
    「どうしてこの絵本を選んだの?」とききましたら
    「ちょっとこわいのかも?とも思ったけど、かわいいかも
    しれないなあとも思ったから」だそうです。確かに表紙の
    絵は、「うーんとかわいい♪」といった雰囲気ではないですものね。
    でも「ねこ」だから(娘も私もねこ好きです)。
    ねこのくにのねこたちは、みんな働き者。
    でも、うたもおどりも知らなかったのですね。
    人生(ねこ生?)には、働くだけでなく、他の楽しみもあった
    方が濃く深いものになっていいですよね。そんな、ねこたちの
    知らなかったうたとおどりをつたえてくれた「おきゃくさま」が
    いてよかったなあって思いました。私は大人なので、すぐに
    おきゃくさまがだれなのかわかってしまいましたけれど(笑)。
    おきゃくさまの正体がわかった後のねこたちも偉かったなあって
    思います。約束したから、っていうのもありますが、うたやおどり
    を知って、楽しいことがあると知った後では、心にも余裕ができる
    のかもしれないな・・なんて思いました。

    投稿日:2014/08/22

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