「はらぺこガズラー」 みんなの声

何でも飲み込んでしまうオオカミのお話を思い出しました。そのお話では、飲み込まれた人たちはお腹の中で元気でいたのですが、このガズラーはそんな優しさがありません。
人を食べて大きくなっていく不気味なガズラーは、何かを象徴しているのでしょうか。
破滅したことを喜ばれるガズラーのようにはなりたくないですね。

力強い絵がいいですね。
はらぺこねこのガズラーがさかな、だんなさん、ぶた等々を食べる度にどんどんどん大きくなっていってしまいます。
いったいいつまではらぺこなの！？と思いつつ。
なんでもかんでも食べてしまうし、ちょっとこわい？

この話は大飯ぐらいの猫が飼い主の捨てられそうになっているのに気が付いて、飼い主を丸ごと食べてしまうお話でした。飼い主だけではなく、他の色々な人も食べたのですが、そのストーリーがうちの子にはちょっと怖かったみたいです。でも、最後には太陽を食べようとして破裂してしまったのでうちの子はホッとしていました。

何でも食べる猫ガズラー。
人間、それも自分の飼い主までも食べてしまいます。
この様子に、「へびのみこんだ　なにのみこんだ」を思い出しました。

恐ろしい・・・
読んでいて、ぞっとしました。

果てしない欲望は身を滅ぼす、ということでしょうか。

とにかく画面いっぱいに描かれている大迫力の猫が魅力的だったのでこの絵本を選びました。主人公の色もとても魅力的なので気に入りました。主人公の毛並みの描き方もユニークでうっとりしました。主人公のとどまることのない食欲も並大抵ではなくダイナミックなところに惹きつけられました。

はらぺこ　ガズラー　　猫の名前
おおぐらいのねこ　それが　それが　何でも食べるという　展開
飼い主の　おかみさんと　旦那さんまで食べて　
はらぺこ　あおむし　どころじゃないのが　すごい！
ナンセンスですが　絵が何とも言えず　いいんです！
このねこが　何でも食べて　まるまる太っているのも　足の指のまん丸３こも　何かしらおもしろい　

こんな大食らいの猫がいたら　大変！　　　船の上で重くて沈んでしまうと思いました
なんと　お月様まで　食べるなんて　この展開にびっくり

ガズラーと　おひさまのまん丸な顔　　すごく絵になる！

そして　バッカーン！と破裂しちまった

食べられたみんなは　そのまま　出てくるところは　
良くあるお話ですが
とにかく　はれつする　その姿が　おもしろい！

繰り返しで　これでもか　これでもかと繰り返しますが・・・・・
ほっとしたのは　飼い主の夫婦かな

なんでもガツガツ食べちゃうガズラー。
ユーモラスな姿に、にやりとしてしまいます。
子どもの頃読んだのですが、なんでも食べる私達兄弟を、母が「ガズラー」と読んでいました。
いまだに、それが話題になるほど。
なかなか、インパクトのある一冊です。