「サンタクロースをください」 みんなの声

「サンタクロースをください」なんて☆

でも子どもってこういうこと言いますよね（笑）
もし　こんなお願いをされたとしても
そんなこと絶対無理なんだけど
こんな救済策があったのか〜って　目からうろこですよ。
だれかがサンタさんを独り占めしたら　
世界中の子ども達が困っちゃうよねっていう展開も
子どもにはかなり説得力あると思います。
そして　絵もとっても可愛いんですよ。
主人公の男の子ニコルもサンタさんも動き出しそうです。
サンタさんのそりがニコルのおうちに到着する場面は
スピード感たっぷり。
そして　一番素敵な場面は　最後のページです。
ちっちゃいニコルがプレゼントを身にまとって
とっても嬉しそうです。
こんなお願いをされているパパやママには必読の一冊だと思います♪

サンタクロースに会ってみたいなと思ったことはありましたが、サンタクロースが欲しいとは！すごいお願いですね。
理由が、サンタクロースからいつでもプレゼントを貰えるからなどのよこしまなものではなく、サンタクロースにありがとうを言いたいからというのがかわいいなと思いました。
だけど、サンタクロースをひとり占めしてしまっては世界中の子供たちが困ってしまう、そのことに、自ら気付くことが出来て良かったです。

主人公ニコルがクリスマスに「サンタクロースください」とお願いしたところからお話が始まります。子供（作者）の発想ってすごい。サンタクロースがもらえたら確かに最高ですもんね。でもものすごーく無理なお願いのはず。サンタさんはどうするのだろうとワクワクしました。
ニコルのお願いを見て、案の定困り果てたサンタさん。ニコルのお願いは聞いてあげたいけれど、自分を待つ子供たちは他にも大勢。
結局サンタさんが置いていったプレゼントと、その後の一生懸命（ときどきおとぼけ）の働きぶりに、なんだか胸がじーんとなりました！サンタさんの熱いくらいの子供たちへの想い、これくらいの情熱を持って子育てしなくちゃって、親目線で再確認。
絵もとってもかわいいです。５〜６歳から楽しめると思います。

このお話の主人公はサンタさんがクリスマスのプレゼントに欲しい男の子でした。毎年男の子の寝ている間にサンタが行ってしまうって言うのが理由なのですが、そこがとってもかわいかったです。でも、そんなプレゼントを頼まれたサンタさんは困ってしまいますよね。そこでサンタは自分おきていた服を置いて行くのです。裸のサンタです。うちの子大ウケでした。

　タイトルそのままのお話でした。
　
　子どもの目線で考えれば、これほど良いプレゼントはありませんね。
　でもでも、そうやっぱりサンタさんを独り占めって言うのは、世界中の子どもたちを悲しませることになっちゃいますよね。

　さて、サンタさんどうする？どうする？って、ワクワクしながら読みました。
　サンタクロースはなやみました。くるしみました。かんがえました。
　の、表現にちょっと吹き出しつつ先に進むと、この後に大爆笑させられてしまいました。

　ニコルくんに置いていってくれたサンタさんのお仕事の様子が見える不思議なカードが、素敵でした。
　これでニコルくんも納得したようですし、サンタさんの愉快な人柄まで覗けました。
　みんなどの子もしっかりサンタさんを見ていない。
　見れたのはニコルだけ。
　お洋服もそうですが、やっぱりこのカードも最高のプレゼントですよ。

　絵がとっても魅力的。
　サンタさんのキャラも愉快ですし、雪の上をトナカイの引くそりで豪快に先を急ぐページも良かった。
　なにより、ベッドの上でサンタさんの洋服を抱きしめる可愛らしいニコルの後姿が、とっても印象に残りました。

子供って本当に純粋だなと思いました。考える事がとてもかわいらしくて主人公の男の子にジーンときてしまいました。男の子の希望にどうやって答えるのかとハラハラしながら読み進みました。さすが！サンタクロースはこうでなくっちゃ！とサンタのおじさんにも感動しました。私が一番気に入ったのはサンタさんからの贈り物です。サンタさんが主人公を傷つけないように何とか幸せにしたいと考えたから取れた行動だと思いました。私もこんな素敵なプレゼントをもらってみたいです。クリスマスシーズンに是非また読みたい絵本です。

主人公の二コルは、クリスマスに‘サンタクロースをください’
と紙に書いて眠りにつきます。
それを見たサンタクロースは、頭を抱えて座り込み
すっかり困り果ててしまいます。
ニコルのお願いは聞いてあげたいけれど、
世界中の子供たちにプレゼントをあげられないのは困ります。
考えたサンタクロースは、サンタの服とカードを
ニコルの元へ置いて行きます。
カードには、サンタクロースがくしゃみをしながら
裸で頑張っている様子がうつります。
ニコルはそれを見て、サンタクロースが自分だけの
存在ではないことに気がつくのです。
とてもかわいいお話の上、とにかくカラフルで賑やかな本です。
カバーをはずすと、本の表と裏に、世界中の子供たちの笑顔が
広がります。
ただ、長い話なので、飽きっぽい息子は、なかなか最後まで
聞いていてくれません。
もう少し大きくなったら、理解できて楽しめると思います。
大人もワクワクして、物語に引き込まれていきます。
サンタクロースは、次の年のクリスマスもはだかでプレゼントを
配っちゃうのでしょうか！

　小学校で読み聞かせをしていますが、この時期に読む本と言えば、やっぱりクリスマスを題材にしたものになります。学年、クラスの雰囲気などを考えて本を選ぶのですが、今回は３年生の次男のクラス。　３年生と言えば「ギャングエイジ」と呼ばれる時期。その名の通り、このクラスも元気一杯。　静かなクリスマスのお話なんて、聞いてくれるかどうか・・・。という訳で、書店で手にしたのがこの本でした。
　今年の１１月に発行されたこの本、金色の雪の結晶が散りばめられた白いカバーが目をひきます。読んでみると、お話も面白いんです。
イブの夜、プレゼントを持ってやってくるサンタさんに会いたいと願うニコルは、「サンタクロースをください」という手紙を枕元の靴下にさげました。　それを見て困り果てたサンタさんは、自分の着ていた物を全部脱ぎ、ニコルのベットの上へそっと置いて出て行きます。１枚のカードを添えて・・。目を覚ましたニコルが、このカードを手に取ると、あら不思議！　裸ん坊のサンタさんが映っているではありませんか。その働きぶりを見て、ニコルは大切なことに気付きました。
　
　えんどう　ひとみさんの描く現代的な？絵。　パンツ姿のサンタさんが、踊ったり、一輪車に乗ったり、子ども達にも大うけでした。ユニークな中にも、サンタさんの暖かい温もりを感じるクリスマス絵本です。　お話の後に、そっとカバーを外すと・・子ども達の顔に納得の笑顔が浮かびました。