4歳の娘が何度も読んでもらいたがる本です。これといって大きな展開はないのですが「とてもとてもおおきいさかな」「とてもおおきいさかな」「おおきいさかな」「ちいさいさかな」が順番に出てきて、なかなかエサにくいつかないのを、わくわくしながら見守っている緊張感?みたいなものがあるからかもしれません。この絵本のレイアウトも、半分が水の上に、半分が水の下に書いてあって、釣る側と釣られる側の気持ちや行動が表現されています。そういった過程があるからこそ釣れるとうれしいんですよね! 家に持って帰っておかあさんやおとうさんに自慢できるし。この本では魚釣りですが、娘の共感ぶりを見ると、子供の日常生活には、これと似たようなことがよくあるのかもしれません。